[投稿日] 2010年6月4日
田中康二監修「特集 江戸人の「誤読」」
目次 http://www.perikansha.co.jp/Search.cgi?mode=SHOW&code=1000001454
[投稿日] 2010年6月4日
田中康二監修「特集 江戸人の「誤読」」
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[投稿日] 2010年6月4日
我が關心する圈外文學論を「第二章 俳言とその流れ」に含むも、『中村幸彦著述集 第十五卷』「総索引」の當該項には落とされ第十三卷(「近世圏外文学談」)が採られてゐる。網羅的に拾ひ過ぎた索引が選別に倦ませるからといって取捨が過ぎるのも困りもの。
月報(第一號)は小西甚一と谷沢永一。小西「中世的表現」は時代區分論として中村へ異見を述べた批判になってゐるのだが、つねづね小西中村兩人を贔屓とする谷澤がいづれを是としたのか、ついぞ兩論を突き合せたものを見ない。
Cf. http://d.hatena.ne.jp/okjm/20060403/p1
[投稿日] 2010年6月2日
目次 http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=0789
[投稿日] 2010年6月2日
有名な「エティック/イーミック」概念を立てた言語人類學者の理論を知りたかったのだが、博大な經驗的知識を二流(second class)の哲學で原理化してゐるやうにしか見えない。或いはsecondhandといふか、引用してゐる哲學を見ても筋が惡い。四つの素性とか言ひ出した所は、全然畑違ひだがタルコット・パーソンズのAGIL圖式を想ひ出させた。文化差の話をしてゐる所も、良くてエドワード・ホール止まりの氣がする。全くアメリカ人の粗大さってのは……。まあ一九一二年生まれの爺さんだから理論が古臭くても當然だし、『英語学の基本概念 タグミーミックス入門』(而立書房)に就くべきだったのかもしれず、評價は保留しておく。譯文も二流だし。パイクが「単一言語デモンストレーション」と稱する講義で評判を取ってゐたのは知らなかったが、さぞや面白い見世物ではあらうものの、それでパイクに傾倒してしまった譯者もどうかと思ふ。
[投稿日] 2010年6月2日
複刻版あり(日本図書センター〈近代文藝評論叢書〉一九九二年)。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1146350/3
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/tomon/tomon_02015/index.html
[投稿日] 2010年6月2日