知の歴史社会学―フランスとドイツにおける教養1890~1920

名古屋大学出版会1996-03 ¥0
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讀了: 2010-09-26 社会・政治

[投稿日] 2010年9月26日

 副題にある「教養」よりは「教育」を論ずる。フランスの教育制度や教育改革について記述した前半は退屈。後半、第4章以降やうやく思想史らしくなってきて、ランソン、セニョーボス、デュルケームらの言説(專ら教育論だが)が紹介され考察されると興味が湧く。特に、歴史主義及びフランス史學史に關しては。しかしドイツとの對比はあまり成功してないと思ふ。

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