[投稿日] 2015年5月30日
「別刷」とあるが同號に掲載無ければ別册の意なるべし。
波多野純「はじめに」
小沢朝江「「和風」の成立――近代皇族邸宅を通してみた近世との連続と断絶」
佐藤道信「“内外”“公私”のなかの「和」と「日本」」
吉見俊哉「戦後日本の住空間と家庭電化製品における「和風」の文化政治」
パネルディスカッション
のち『住宅総合研究財団研究論文集 No.31(2004)』(二〇〇五年三月)に轉載か。
http://id.ndl.go.jp/bib/7344816
[投稿日] 2015年5月30日
「別刷」とあるが同號に掲載無ければ別册の意なるべし。
波多野純「はじめに」
小沢朝江「「和風」の成立――近代皇族邸宅を通してみた近世との連続と断絶」
佐藤道信「“内外”“公私”のなかの「和」と「日本」」
吉見俊哉「戦後日本の住空間と家庭電化製品における「和風」の文化政治」
パネルディスカッション
のち『住宅総合研究財団研究論文集 No.31(2004)』(二〇〇五年三月)に轉載か。
http://id.ndl.go.jp/bib/7344816
[投稿日] 2015年5月25日
裸本、染み有りのため安價。
發行人は「島屋政一」。印刷人の「谷口默次」は、小宮山博史「書体の覆刻 『日本の活字書体名作精選』の制作にまつわることなど」中「築地一号太仮名書体」註四一に據れば「本木昌造が明治三(一八七〇)年大阪に長崎新塾出張大阪活版所を作ったとき、派遣された一人である」とのこと。
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typography/05typo/05_3typo.html
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typography/05typo/pdf/053_1goF.pdf
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typography/01typo/01yogo.html
末尾、擱筆に際して「豫て用意してあつた參考文書も震火災にて燒失したもの多く貧弱なる資料を基として書き連ねたるに過ぎぬ、他日十分なる資料を揃え[ママ]て更らに大成を期せん積りである」と結ぶが、遂に果さず、歿後に『矢野道也伝記並論文集』(大蔵省印刷局、一九五六年六月)が出たのみ。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1186867?tocOpened=1
[投稿日] 2015年5月23日
國會圖書館所藏無し。奧附に「改訂版」とあるも岩崎博「はしがき」も「1976年9月20日」附。96ページの小册子ながら堅牢な造本で函入。「1973年6月20日初版」は岩崎博著とされ「講習用テキスト」で30ページ。
[投稿日] 2015年5月23日
非賣品。挾み込み太田安雄手簡に「私の曾祖父」とあり。第五章・第六章が『東京醫事新誌』について。
近藤禧禔男(きしを)「「東京医事新誌」――明治初期の医学雑誌についての考察」『医学図書館』20卷2號(一九七三年)は、參考文獻に使はれてゐない。
http://doi.org/10.7142/igakutoshokan.20.141
[投稿日] 2015年5月11日
風信の会住所は山田俊幸方。審美社發賣。常備委託書店(p.51)は本郷・アルカディア書房、つくば市・ノア、神保町・版画堂。ジャケット袖の後記に「前号メリヨン特集が一九八九年六月刊だから二年ぶり」と。日本近代文学館にその第二號のみ所藏あり。通卷ならぬ「通刊」は刊記の原文ママ。
岩切信一郎「河野通勢の装幀本 付・河野通勢装幀本目録」
気谷誠「慇懃小説受容史考――占領下の翻訳事情と三島由紀夫 付・フランス文学初訳本目録(18世紀文学・昭和20年~26年)」
山田俊幸/気谷誠/ノア店主「古本回顧 一九九〇年」(座談)
ほか
Cf. http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2351181
本日は神保町を散策。田村書店の百円均一箱から湯川成一「私の本作り」収録の「季刊 銀花」十四号、風信の会発行「風信」一号(1988年)を購入。風信の会は気谷誠、大家利夫、岩切信一郎、山田俊幸、等が同人。一号〜三号まで所持しています。 pic.twitter.com/3Mn3yi2Pfa
— 宮内幸浩 (@Miyauchi_Y) May 9, 2015
[投稿日] 2015年5月9日
年二回刊。挾み込み二點、『同胞各位に訴へる(その七)』(一九八三年十月)『仝(その八)』(一九八四年十月)。舊藏印「藤田豊藏書」。
特輯が四部より成るうち「批判」「研究」「實踐」は無用なるも「文獻」が保守派國語國字問題論のブック・ガイドとして有意義。
[投稿日] 2015年5月9日
橋本寛之・小島輝正・平林一・土橋寛・飛鳥井雅道・猪野謙二(司會)「《座談会》 批評と研究」
杉山康彦「論文紹介 鷹津義彦氏「日本文学史家の史観と方法」大谷短期大学紀要」
高田衛「《書評》 松田 修著『日本近世文学の成立――異端の系譜――』」
ほか
[投稿日] 2015年5月9日
非賣品。世界思想社の三年後に教育圖書出版の教学社を併立。
[投稿日] 2015年5月9日
特輯名、原文ママ。正字ならば「學舍」とあるべき表記が「學舎」なのは、表紙でも目次でも本文でも一貫して誤ってゐる。
執筆者は千葉縣下の中學・高校教諭が目立ち、教育者の説教臭い精神主義は鼻持ちならぬ。卷末に「調査」として「藩校一覽」「藩校の讀本」等を備へるのが有用。
挾み込み三葉、「月曜評論 平成元年10月30日 第979号」「あらたま第二十七號評(到着順)」「國語の復權 豐源太著」。舊藏印「藤田豊藏書」。