[投稿日] 2015年7月5日
岡野他家夫「これも近代文学資料」
佐々木桔梗「書物ところどころ――限定版という名の世界――」
ほか
目次に無いが「受贈御礼」欄(p.49)が設けられた。
「編集後記」(p.49)劈頭にHこと堀内達夫曰く「前号で申しあげたにも拘らず、又々遅刊いたしました。斉[ママ]藤昌三氏蔵書売立の世話人を命じられたり等という多忙を処理し切れなかった私の責任ですが、どうかお許し下さい」。
[投稿日] 2015年7月5日
岡野他家夫「これも近代文学資料」
佐々木桔梗「書物ところどころ――限定版という名の世界――」
ほか
目次に無いが「受贈御礼」欄(p.49)が設けられた。
「編集後記」(p.49)劈頭にHこと堀内達夫曰く「前号で申しあげたにも拘らず、又々遅刊いたしました。斉[ママ]藤昌三氏蔵書売立の世話人を命じられたり等という多忙を処理し切れなかった私の責任ですが、どうかお許し下さい」。
[投稿日] 2015年7月5日
目次に無いが本號の「サロン・ド・ムギ」(p.37)は『尾崎一雄文学書目』(山王書房)評。
p.41に「編集部住所名稱[ママ]変更お知らせ」「前号正誤訂正」あり。
「編集後記」(p.48)末に曰く、「今月から「薔薇窓」を開く。というのは、ジャーナリズムの批評圏外にある由か、所謂小雑誌上の優れたエッセーが紹介されなさすぎるのでこういう試みを設けた」。目次からは判らないが、本號では特輯中の川副国基「真摯異色の静雄研究誌「果樹園」 小高根二郎氏の伊東静雄論」が該當する。
[投稿日] 2015年7月5日
國會圖書館・CiNii所藏無し。刊記無いが、本文中に擧げられた參考書類より察すれば大正年間なるべし。十三章七十六ページより成る。
獨學者への手引きでもある。目次に曰く「學問に志す濫觴」「薄運は寧ろ幸福」「實力の時代」「獨學の利益」……。
雜誌と書籍の中間とも言へる「講義録」については教育史に『近代化過程における遠隔教育の初期的形態に関する研究』あり(菅原亮芳らの「近代日本教育雑誌史研究」の筋)。
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN10285312/ISS0000454471_ja.html
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007039499
[投稿日] 2015年7月5日
裸本。書名副題は表1のみ「(附出版關係法規集)」としCiNiiはこれを注記に採るが、奧附・標題紙・目次・本文p.70では「法令集」が正しい。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39396151
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1702577?tocOpened=1
「内務省警保局圖書課 中村忠 序」。その劈頭に曰く「著者は多年内務省警保局圖書課に勤務せられ、出版法運用の實務に携つて居られる斯道の精通者である」と。
Cf.『書物蔵』2015/1/16(金) http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20150116/p2
[投稿日] 2015年7月5日
奧附刊記に「編輯兼發行人 齋藤昌三」とあるも發行所の記載を缺くが、他號により愛書趣味社とした。
「非賣品」。表紙にのみ「(書誌號)」とあり、齋藤昌三「圖書研究の專門誌」がのちの『書物誌展望』につながる書物雜誌の綜覽を試みてゐるのでそれを指すか。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1498135?tocOpened=1
[投稿日] 2015年7月5日
發行所名「麥書房」はNO.4以降か表紙では舊字體表記になったが、表紙のみならず奧附でも舊字體表記になってゐる。
「サロン・ド・ムギ」(p.11)はプレス・ビブリオマーヌの『ヴィリエ・ド・リラダン作品集』第一期三册の紹介。「尚、佐々木[桔梗]氏のポートレートは雑誌「芸術生活」一月号に紹介されている」と。
[投稿日] 2015年7月5日
背文字にのみ「五月號」と記す。目次には「月刊書物趣味襍誌」と冠す。
中野榮一「雜誌側面觀」(pp.23-28)が雜誌に關する細かな文獻書誌を列擧紹介して有益。もしや中野榮三の變名か。しかしこれ程の人にして、前田愛山(千賀良)編『最近 全國新聞紙雜誌總目録』(警眼社、一九〇七年一月)が漏らされてゐるのは不審。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/897407
卷末、秋朱之介「字幕」(pp.84-86)に曰く――「本誌は今毎月二千部刊行してゐます。」「本誌は大變經營が苦しいのです。返品のたくさんあることと、集金の少いことは。[句點ママ]經營者に對して、私としても大變心苦しく、また編輯してゐても力がのりません。定價四十錢の雜誌を七掛で大取次へ出すとして一部の代金二十八錢の集金しかないのです。之が直接讀者になつていただければ一部の入金が四十錢になります。」「もし皆樣の御助力が得られませんでしたら、經營者への手前、私は本誌の編輯一切から手を引きたいと思ひます。」「雜誌の編輯者がこ[ママ]うしたうちは[ママ]のことをうち明けて書かねばならないとは。何といふなさけないことであらう[。]しかし私の意志はきまつてゐます。この願が實現されなかつた場合私は再び本誌上で皆樣にまみゆることをいたしません」。
[投稿日] 2015年7月5日
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1480379?tocOpened=1
表紙は前號まで墨一色だがこの號より赤罫入りの二色刷り。
[投稿日] 2015年7月5日
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1480380?tocOpened=1
挾み込みあり、「おわび」を添附して曰く「前號所載「吾輩は書物である」の揷繪は二枚共印刷所の不注意により、顛倒して揷入されましたので、玆に訂正したのを揷入しましたから、前號のとお取換へ願ひます」とて、pp.187-190分の刷り直しを插む。
p.202「寄贈書目」中、「▽出版研究 第四號、木村毅『出版の文化史的使命』、島中雄作「早稻田人とその事業」等記載(三十錢・淀橋區戸塚一ノ六四七・早稻田大學出版研究會)」とあるに注目。
Cf. http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20140310/p1
[投稿日] 2015年7月5日
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1480381?tocOpened=1