寅作と鑄 金原出版の草創

金原出版1969-09-15 ¥
購入: 2017-01-15 ¥100
未読

[投稿日] 2017年1月15日

 書名は、表紙・標題紙だと墨書風題字で「寅作と鑄」だが、奧附では新字「鋳」。
 裸本。
 國會圖書館所藏無し、CiNii所藏無し。
https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/switch-detail-iccap.do?bibid=1105259875
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I035046462-00

 「先年出版した「作輔の面影」と二部作のようなかたちになりましたが、順序からいいますと、この「寅作と鋳」が第一部で、「作輔の面影」が第二部になるわけです」(金原四郎「後記」)。『作輔のおもかげ』は一九六六年刊。
 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001281785-00
 「母の一周忌」(享年百)の饅頭本だが、「金原とうの剖検」を病理解剖寫眞附きで載せるのが醫書出版社ならでは。

東京大学出版会 四十年の歩み

東京大学出版会1991-10-25 ¥
購入: 2017-01-15 ¥100
未読 本・図書館

[投稿日] 2017年1月15日

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN07005813
 「非売品」。編者名石井和夫(前專務理事)は標記無きも「あとがき 編集を終えて」より採った。斎藤至弘も「第五章 四十年寸描」の第三十八~四十期を執筆。

 明記無いが、「第二章 座談会 十七年の歩み」は『十七年の歩み』(一九六九年)の再録。
 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001237570-00

 『東京大学出版会50年の歩み』(二〇〇一年)では「第I部 50年誌」の「第2章 創立時」までは本書の再編轉載らしく、本書「第三章 歩みをともにして」に西尾勝・蓮實重彦を追加して「第II部 折々の直言」とし、「第III部 資料に見る50年の歩み」を新設。
 http://shashi.shibusawa.or.jp/details_mokuji.php?sid=14850

六書校合 定本 「坊っちやん」

朝日書林1999-02-04 ¥2,800
購入: 2017-01-15 ¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2017年1月15日

 裸本。著者名「高」は髙(梯子高)。
 正字體印刷。「解説」末尾に曰く「TeXといふ組版ソフトを使つて整版に附することのできる一歩手前の原稿(ファイル)を作り、東京書籍印刷株式會社に注文して補完した」(p.329)。

山下浩評
http://www008.upp.so-net.ne.jp/hybiblio/3_05.htm
大野淳一評
http://amjls.web.fc2.com/zasshi/064.pdf (p.203)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA43926496
 書名を國會圖書館は「坊ちゃん : 六書校合定本」と誤寫してゐたが、修正させた。
http://id.ndl.go.jp/bib/000002768351