[投稿日] 2010年6月2日
文化の文法―40の行動原理
[投稿日] 2010年6月2日
有名な「エティック/イーミック」概念を立てた言語人類學者の理論を知りたかったのだが、博大な經驗的知識を二流(second class)の哲學で原理化してゐるやうにしか見えない。或いはsecondhandといふか、引用してゐる哲學を見ても筋が惡い。四つの素性とか言ひ出した所は、全然畑違ひだがタルコット・パーソンズのAGIL圖式を想ひ出させた。文化差の話をしてゐる所も、良くてエドワード・ホール止まりの氣がする。全くアメリカ人の粗大さってのは……。まあ一九一二年生まれの爺さんだから理論が古臭くても當然だし、『英語学の基本概念 タグミーミックス入門』(而立書房)に就くべきだったのかもしれず、評價は保留しておく。譯文も二流だし。パイクが「単一言語デモンストレーション」と稱する講義で評判を取ってゐたのは知らなかったが、さぞや面白い見世物ではあらうものの、それでパイクに傾倒してしまった譯者もどうかと思ふ。
文学理論の諸問題
[投稿日] 2010年6月2日
複刻版あり(日本図書センター〈近代文藝評論叢書〉一九九二年)。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1146350/3
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/tomon/tomon_02015/index.html
イギリス近代出版の諸相―コーヒー・ハウスから書評まで (SEKAISHISO SEMINAR)
[投稿日] 2010年6月2日
目次 http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=0789
目録と分類
[投稿日] 2010年5月30日
目次 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b26525.html
日本宋学史 (1951年) (朝日文庫〈第12〉)
[投稿日] 2010年5月30日
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2968198
初版 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991493/12
戦時統制とジャーナリズム―1940年代メディア史
[投稿日] 2010年5月25日
ほとんどが笠信太郎論。あと、誤植ひどい。
http://www.shuppan.jp/bukai12/360-19402010614.html
目次 http://www.showado-kyoto.jp/book/b96885.html
悍 第4号 特集:嗚呼、左翼
[投稿日] 2010年5月16日
戴きもの。目次中、唯一食指が動く高田里惠子「嗚呼いやなことだ 自虐と倫理」は相變らず達者な筆で讀ませるものの、『グロテスクな教養』で教養主義の「いやったらしさ」を批判したのと結びつけて考へて貰ひたかった。私見では、「自虐」から釀される一種のユーモアを讀み取れるかどうかが高見順評のポイントになる筈で、多分そこが自罰・自責・自己批判等とは違ふのである。
目次 http://www.linelabo.com/han/no004index.htm
古書往来
[投稿日] 2010年5月6日
目次 http://www.mizunowa.com/book/book-shousai/kosho.html
連載 http://www.sogensha.co.jp/page03/a_rensai/kosho/kosho_top.html
梶山季之と月刊「噂」
[投稿日] 2010年5月6日
總目次あれども各號の卷頭目次をコピーして收録しただけ、索引も無し。全號中八割近くを揃へてゐる當方にとってはあまり意味が無い。曖昧な記憶だが、他に『噂』の總目次を新組みで作成してゐたのが何かの同人誌に載ってゐたやうな……とにかく、安易な機械複寫の寄せ集めで總目次を謳ふ惡弊は止して貰ひたい。
目次 http://web.archive.org/web/http://shoraisha.com/modules/tinyd2/index.php?id=21