仮面の倫理

シルフェ会(明治学院大学大学院英語英文学研究同人会)1976-01-31 ¥1,200
購入: 2015-08-15 ¥400
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月15日

目次 http://library.main.jp/index/jst02980.htm
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA3731737X
 標題紙でのみ書名に「文学論集」と冠する。國會圖書館所藏無し。
 「ここ数年のあいだに、紀要や同人誌などに発表したエッセイをまとめたもの」(「あとがき」p.157)。紀要に載せたにしては研究論文の體を成さず、感想批評どまり。方向や材料は惡くない趣味みたいだが、文章も行論も思考を伸展させぬので讀みごたへがしない。

風信 VOL.1

風信社1983-04-10 ¥1,200
購入: 2015-08-15 ¥50
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月15日

 泰流社發賣、「不定期刊」、A4判72ページ。國會圖書館所藏無し。
 山田俊幸「ロダンとの出会い――若い『白樺』ノート」、水神祥(鎌田東二)「水神傳説」、ほか。
 Cf. http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2291519

読者 2

山本邦夫1987-09-01 ¥200
購入: 2015-08-15 ¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月15日

 表4に「発行人・山本邦夫」「デザイン・田尾明敏」とあるも發行所名や刊行年月は記さず、「落穂ひろい」と題する無署名短文末尾に「87・9月」とあり。B5判・共紙表紙31ページ。國會圖書館所藏無し。

種村季弘「おそろしや生原稿」(未完)(→改題「千の仮面舞踏会」『偽書作家列伝』所收)
池内紀「ある風景 あるいはオドラデク」
山本邦夫「餓鬼の洟」
渡辺哲夫「言葉――病いの意味」
 

小島輝正著作集 Ⅲ 小説の方法――フランス文学断章――

浮遊社1989-02-10 ¥3,000
購入: 2015-08-04 ¥103
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月4日

 「発行人 小島輝正著作集刊行会」。
 月報「栞」の君本昌久「小島輝正の『アラゴン・シュルレアリスト』および『春山行夫ノート』にふれて」は「蜘蛛出版社代表」による寄稿。
目次 http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-506.html

わが文學遍歴

白鯨書房1949-07-25 ¥180
購入: 2015-08-02 ¥200
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月2日

 宇野浩二の回想的文學史として『文學の三十年』(中央公論社、一九四二年)『文學の青春期』(乾元社、一九五三年)の横に列ぶべし。國會圖書館所藏無し。
 表紙は青山二郎風にて「裝幀 澤野井信夫」。
 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c6/77b80644fc330071c7605c82149f492d.jpg
 目次に「自由主義その他」とある章は「自然主義」の誤植なり。
 その次章「明治末期の青春期」は『文學の青春期』では「二 明治末期の青春期」に當る。
 續く最終章「「白樺」と「奇蹟」」最終節の結文が「閑話休題。」であるのはいかにも宇野浩二式なれど、未完にて他日を期すの意とも見られようか。のち『文學の青春期』に「六 「白樺」と「奇蹟」」として「七」以下と共に所を得たり。
 Cf. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1665516?tocOpened=1
 初章「明治初期の青春期」は『文學の青春期』に無ければ、兩書併せずして完本ならず。

現代詩手帖 1996年2月号「追悼・寺田透/詩はニヒリズムに抗う」

思潮社1996-02-01 ¥1,200
購入: 2015-08-02 ¥200
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月2日

 本文卷頭(p.9)には「追悼特集 さよなら 寺田透」と記す。

綜合文化雜誌 ペン 創刊號

三笠書房1936-11-01 ¥
購入: 2015-07-25 ¥200
未読 人文・思想

[投稿日] 2015年7月25日

 所藏機關は國會圖書館・神奈川近代文學館・日本近代文學館・明治新聞雜誌文庫・立教大學くらゐ、やけに少ない。
 恰も『科學ペン』(三省堂)が前月創刊、日本ペンクラブが一年前の一九三五年十一月設立だが、便乘か。志波宗一郎(本誌記者)「狂人と語る――武藏野腦病院探訪記」p.143には「いや、ペン俱楽部とは別でして」と見える。中岡宏夫「反古帖」(p.163)に「縁あつて、かういふ雜誌の編輯をすることになつたが、何分ズブの素人である上に、年齒若輩」云々とあり。中岡はのち牧野吉晴を初代編輯長とする『文藝日本』(文學と美術社、一九三九年六月號~)の創刊同人にも參加、「法政大学教授片山敏彦の門下だが、誰との人間関係で加わっているかは不明」とされるが(都築久義「「文芸日本」について」『淑徳国文』26、一九八四年十二月、p.238)、本號「美術時評――云はねばならぬこと――」が牧野吉晴執筆なので縁故はここに遡ると知れる。
 Cf. http://hdl.handle.net/10638/4097
 http://jairo.nii.ac.jp/0192/00000844
 後繼誌は『綜合文化雜誌 讀書界』(三笠書房、一九三七年五月~)。これも稀覯。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11711709
 「父を語る」とて、内田魯庵・芥川龍之介・石川啄木・夏目漱石について回顧文が四篇。内田巖「父魯庵と趣味生活」が面白い。なほ『中岡宏夫小説集 白像』(學藝社、一九四〇年)の裝丁も内田巖である。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1890343?tocOpened=1
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/24624502.html

日本文学 1964年3月号

未来社1964-03-01 ¥150
購入: 2015-05-09 ¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年5月9日

橋本寛之・小島輝正・平林一・土橋寛・飛鳥井雅道・猪野謙二(司會)「《座談会》 批評と研究」
杉山康彦「論文紹介 鷹津義彦氏「日本文学史家の史観と方法」大谷短期大学紀要」
高田衛「《書評》 松田 修著『日本近世文学の成立――異端の系譜――』」
ほか

国語科通信 No.22「座談会 近代文芸評論の成立と展開」

角川書店1971-11-01 ¥70
購入: 2015-04-25 ¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年4月25日

中村光夫・平野謙・吉田精一・三好行雄(司會)「座談会 近代文芸評論の成立と展開」
浜野卓也「中野重治小論――枝葉的事実の凝視から第一義の道へ――」
 ほか
 座談會は『近代文学評論大系』(一九七一年十月~)刊行を機にしたもの。