エドモンド・バーク研究

至文堂1937-11-11 ¥
購入: 2015-08-07 ¥300
未読 人文・思想

[投稿日] 2015年8月7日

 最高裁判所司法研修所圖書室舊藏、裸本。
 書名は、本文ページ冒頭の内題のみ「Edmund Burke 研究」と表記。
 硬派な學術書の體裁ながら、平泉澄「序」はじめアンチ革命のためにする偏見が露骨だが、脚註の横溢ぶりを珍として買ふ。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3458728?tocOpened=1

近世文化史の研究

旭川富貴堂1954-11-10 ¥200
購入: 2015-08-07 ¥300
未読 人文・思想

[投稿日] 2015年8月7日

 國會圖書館所藏無し。表紙・標題紙には著者名に「文部教官」と肩書きを冠す。「表紙題字赤石正吉先生揮毫」。著者名は奧附のみ「石沢澈」と新字表記。
 正誤表一葉貼附あり。見返しに「謹呈柴田実先生/著者より」とペン書き。
Cf. http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2333105
  http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2343567

小島輝正著作集 Ⅲ 小説の方法――フランス文学断章――

浮遊社1989-02-10 ¥3,000
購入: 2015-08-04 ¥103
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月4日

 「発行人 小島輝正著作集刊行会」。
 月報「栞」の君本昌久「小島輝正の『アラゴン・シュルレアリスト』および『春山行夫ノート』にふれて」は「蜘蛛出版社代表」による寄稿。
目次 http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-506.html

宝島 1979年4月号「ほとんど総ての人のための カール・マルクス入門」

JICC出版局1979-04-01 ¥480
購入: 2015-08-04 ¥309
未読 語学・辞事典・年鑑

[投稿日] 2015年8月4日

 目次で「特集」と銘打たれた別冊宝島風マルクス解説より、第二特輯とも言ふべき「宝島明解 国語・英和辞書操縦法」(pp.135-166)が目當て。表紙では「辞書繰縦法 選び方と使い方」と記し「繰」に誤植する。

信濃教育 第1020号(十一月号) 「特集 手塚縫蔵先生」

信濃教育会1971-11-01 ¥170
購入: 2015-08-02 ¥100
未読 自伝・伝記

[投稿日] 2015年8月2日

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6070585?tocOpened=1
 召田潔「手塚縫蔵先生略年譜」の大正八年の項(p.157)に「折口信夫氏を招き国文学の話をきく。爾来連続三十年間折口先生来講の基となる。」「柳田国男先生の学問を移入して東筑摩郡誌の出版あり」と記される人物だが、民俗學關係者の寄稿は見えず、「基督者」として取り上げる文が目立つ。

国語通信 1984年2月号NO.262「特集 民衆の発見」

筑摩書房1984-02-25 ¥50
購入: 2015-08-02 ¥100
未読

[投稿日] 2015年8月2日

網野善彦「梶田翁の話に寄せて」
香月洋一郎「むらを出ること、むらに残ること――「梶田富五郎翁を訪ねて」(宮本常一)の周辺」
遠藤誠治「柳田国男「浜の月夜」「清光館哀史」小論」

わが文學遍歴

白鯨書房1949-07-25 ¥180
購入: 2015-08-02 ¥200
未読 文学・評論

[投稿日] 2015年8月2日

 宇野浩二の回想的文學史として『文學の三十年』(中央公論社、一九四二年)『文學の青春期』(乾元社、一九五三年)の横に列ぶべし。國會圖書館所藏無し。
 表紙は青山二郎風にて「裝幀 澤野井信夫」。
 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/c6/77b80644fc330071c7605c82149f492d.jpg
 目次に「自由主義その他」とある章は「自然主義」の誤植なり。
 その次章「明治末期の青春期」は『文學の青春期』では「二 明治末期の青春期」に當る。
 續く最終章「「白樺」と「奇蹟」」最終節の結文が「閑話休題。」であるのはいかにも宇野浩二式なれど、未完にて他日を期すの意とも見られようか。のち『文學の青春期』に「六 「白樺」と「奇蹟」」として「七」以下と共に所を得たり。
 Cf. http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1665516?tocOpened=1
 初章「明治初期の青春期」は『文學の青春期』に無ければ、兩書併せずして完本ならず。

現代の歴史思想

石沢澈1962-09-10 ¥
購入: 2015-08-02 ¥100
未読 歴史・地理

[投稿日] 2015年8月2日

 國會圖書館所藏無し。奧附刊記に「著者兼発行者 石沢澈」とあり「現住所 北海道学芸大学旭川分校史学研究室」。標題紙に「謹呈 柴田実先生/著者より」とペン書き。本文に誤植訂正の書き入れあり。
Cf. http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2333105
 奧附「著者略歴」に「京都帝国大学国史学科卒業、大学院にて研究」とあり、京都大學文學研究科圖書館のみ藏するは著者寄贈か。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB00369293
 日本史研究者にしては、内容は歐米歴史哲學各書の紹介である。京大の前に「日本神学校(東京神学大学前身)卒業」といふ履歴の所爲か、宗教を重視する如し。
第一章 ヤスパースの「世界史の構想」
第二章 アルバン・ウイヂアーリイの「歴史の解釈」―孔子よりトインビーまで―
第三章 ウオルシユの歴史哲学序説
第四章 ポラードの歴史教育思想
第五章 諸家のマルクス主義思想批判
第六章 トインビーの宗教史観