[投稿日] 2016-04-23
「非売品」、「製作 塙書房」、發行者は無記だが慶應義塾停年を機にした自刊らしい。國會圖書館所藏無し。CiNiiにも登録無いが慶應義塾大學三田には所藏。
書名の由來は、「俳人西鶴が「明ては何もなし」と吟んだ、空疎な『乾坤の箱』である」(「はしがき」p.2)。
「先師追憶」中、柳田國男と幸田成友に就ては著作集月報への寄稿の再録を含む。見出しは立ってないものの「先師追想補遺」等には野村兼太郎も回想されてゐる。
自著の「あとがき集」に十篇。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I030039867-00
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I053892009-00