東朔夜話

鶴見大学日本文学会 / 1996-06-20刊 / - /
購入: 2017-03-10  /¥100
未読 日本語・国語学

[投稿日] 2017-03-10

目次 http://snob.s1.xrea.com/t/20070119.html
http://www26.tok2.com/home/mpcp/2007/01.html

 國會圖書館所藏無し。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15238340

 全十四篇中「橋本進吉先生に関すること」のみ書き下ろし。
 古田東朔近現代日本語生成史コレクション第6巻『東朔夜話――伝記と随筆』所收「東朔夜話」と同一なりや?
 Cf.http://furuta.9640.jp/collection/vol.6.html

筑波大学東西言語文化の類型論特別プロジェクト研究成果報告書 平成13年度 別冊 基本動詞の多言語比較研究~日中韓英独仏語の分析~

筑波大学「東西言語文化の類型論」特別プロジェクト研究(特別プロジェクト長 鈴木英一) / 2002-03-01刊 / - /
購入: 2016-08-27  /¥250
未読 言語学

[投稿日] 2016-08-27

「かむ」(鷲尾龍一・斉木美知世)、以下「たべる」「やる」「ころす」「みる」「きる」「うつ」「ひく」「あらう」。

教育研究臨時増刊 第五百號 新興日本國語教育

初等教育研究會 / 1939-07-11刊 / - /
購入: 2016-07-24  /¥200
未読 人文・思想

[投稿日] 2016-07-24

 大日本圖書發賣。本文551ページ。
 國會圖書館所藏無し、前後でこの第五百號のみ缺號。
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6040950?tocOpened=1
 教育出版センターより複刻版あり。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10073405

武政太郎「讀書の心理」
岸田國士「文藝と國語」
神保格「音聲言語の教育」
石山脩平「全體主義社會觀と國語教育」
石黒修「口語日本語と國語政策」
ほか

異人の言葉

四條書房 / 1934-08-25刊 / - /
購入: 2016-01-09  /¥150
未読 人文・思想

[投稿日] 2016-01-09

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1208546?tocOpened=1

 裸本。英學に關はる言葉の話題が多いが、英字紙記者たりし著者らしく初期日本新聞史でもある。中で「貌刺屈の事」は目次でも章題でもこの表記だが、本文中では「刺」と誤植するだけでなく正しく「剌」(ラツ)を以て「貌剌屈」と植字した箇所もあり、即ち、『日新眞事誌』創刊者にして初代快樂亭ブラックの父となるJohn Reddie Blackの傳である。
 奧附前ページの舊藏者ペン字書き込みに曰く――。
「Essay エッセイトシテハEnglishニ關心ヲ持チスギル
Study 研究トシテハ興味ニ關心ヲ持チスギル
journalism 新聞記事トシテハ一定[?]ノ目的ガ一貫シテエ[ママ]ル」
 著者の「序」末に曰く「此書は、私の從事して來た研究と生活の其の一環を爲すものであるが、此の中に收めたものは創意ある論文でなく、いづれも私の道草である」(p.3)。

宮良當壯全集 21 日記抄 風雪・家譜

第一書房 / 1988-01-10刊 / ¥9,800
購入: 2015-12-11  /¥200
未読 人文・思想

[投稿日] 2015-12-11

 「日記抄」は20卷より續くものにて「昭和十五年」から「昭和三十六年」まで。宮内廳圖書寮勤務。
 http://www.daiichishobo.co.jp/shinkan/shokai/619.shtml

月刊 大東書道 2015年師走12月号(通巻五五二号)

大東文化大学書道研究所 / 2015-11-20刊 / - /
購入: 2015-11-27  /¥0
未読

[投稿日] 2015-11-27

 國會圖書館所藏無し。
 古賀弘幸「文字文字world 103 さまざまな線⑦ 都市の「文字」――考現学の発見」(pp.30-31)にて拙文「黒っぽい話」が參照されたため、寄贈を受く。

http://www.daito.ac.jp/research/laboratory/calligraphy/publication/monthly.html
「文字文字world」のタイトル一覧
http://blog.livedoor.jp/gorge_analogue/archives/51953173.html

ことばの宇宙 1966年12月号・第7号「特集=文字の世界」

テック言語教育事業グループ・ラボ教育センター / 1966-12-01刊 / ¥140
購入: 2015-11-15  /¥100
未読 言語学

[投稿日] 2015-11-15

 宮本常一、安東次男、山口昌男、藤堂明保、植田覚、矢島文夫ほか寄稿。
 表紙デザイン粟津潔、目次デザイン平野甲賀。

弖爾乎波の原理的研究

中文館書店 / 1934-02-15刊 / - /
購入: 2015-10-09  /¥100
未読 日本語研究

[投稿日] 2015-10-09

 書名中「爾」字は、題扉及び函・表紙の背では行書で「尓」だが、本文首題・尾題では明朝體活字「尒」、奧附と本文中では「弖爾乎波」。見返しに獻呈墨書「寄贈/廣瀬勘次郎君足下/昭和九年卯月 著者」。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1212751?tocOpened=1

國語問題と國語教育

中等学校教科書 / 1949-11-15刊 / ¥180
購入: 2015-09-27  /¥100
未読 日本語・国語学

[投稿日] 2015-09-27

 國會圖書館所藏無し。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN08631088
 中教出版と改稱した同じ版元より増訂版(一九六一年十月)あれど、「六」~「一一」は削除され、代りに「五 スターリン 「言語學におけるマルクス主義」に關して」「八 「かなづかひ」の原理」「九 利用者の立場から見た「送りがなのつけ方」同追記」「十 漢字政策上の諸問題」「十四 國語政策のための基礎的研究について」「十五 國語國字政策論の盲點」六篇を加へたものなので、章數は増減無く、差し替へ分はこの舊版にのみ見るを得。うち六~一〇「國語科學習指導要領試案」は後に石井庄司編『時枝誠記国語教育論集 I』(〈国語教育名著選集〉明治書院、一九八四)にも再録。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN09750876
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2495371?tocOpened=1
 http://members.jcom.home.ne.jp/w3c/TOKIEDA/K_K_Chukyo.html

月刊ことば 新しい知と生活のために 1978年2月号

英潮社 / 1978-02-01刊 / ¥380
購入: 2015-09-13  /¥150
未読 言語学

[投稿日] 2015-09-13

 編輯長は外山滋比古、「editorial design=戸田ツトム」。
 「[特別企画]特集 文章読本」、谷崎潤一郎・川端康成・三島由紀夫・丸谷才一の文章讀本が俎上に載せられてゐる。
 目次に無いが「訂正とおわび」(p.62)で前號三點の誤りを報ず。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2223357?tocOpened=1

月刊ことば 新しい知と生活のために 1979年1月号

英潮社 / 1979-01-01刊 / ¥380
購入: 2015-09-13  /¥150
未読 言語学

[投稿日] 2015-09-13

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2223368?tocOpened=1
林四郎「修辞学と文章論」
高岡重蔵(嘉瑞工房主)「名刺と印刷」
春遍雀来(ハルペン ジャック)「日本語に論理はあるか」
など。

 目次は配色に失敗して判讀しづらい行がある。「editorial design=戸田ツトム+松田行正」。
 外山滋比古編輯の雜誌は、先立つ『英語文学世界』からさうだったが、特輯や目次立ては氣を惹くのに中身が薄いことが多い。本人の著作が着眼は良くても輕いエッセイ調で知識・思考が深まらないのと同斷か。

月刊ことば 新しい知と生活のために 1978年3月号

英潮社 / 1978-03-01刊 / ¥380
購入: 2015-09-13  /¥150
未読 語学・辞事典・年鑑

[投稿日] 2015-09-13

特集❶ 辞書
特集❷ 電話
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2223358?tocOpened=1

 語學者の教授二人より「三省堂出版部勤務」である鵜沢伸雄の「辞書編修者のことば」が印刷技術、なかんづく清刷について特筆してゐるのが目に止まった。
「editorial design=戸田ツトム+松田行正」。

宝島 1979年4月号「ほとんど総ての人のための カール・マルクス入門」

JICC出版局 / 1979-04-01刊 / ¥480
購入: 2015-08-04  /¥309
未読 語学・辞事典・年鑑

[投稿日] 2015-08-04

 目次で「特集」と銘打たれた別冊宝島風マルクス解説より、第二特輯とも言ふべき「宝島明解 国語・英和辞書操縦法」(pp.135-166)が目當て。表紙では「辞書繰縦法 選び方と使い方」と記し「繰」に誤植する。

国文鶴見 第三十一号 岩佐美代子教授 古田東朔教授 退職記念号

鶴見大学日本文学会 / 1996-12-31刊 / - /
購入: 2015-07-25  /¥100
未読 言語学

[投稿日] 2015-07-25

 「古田東朔教授略歴・業績目録」が目當て。工藤信彦(成城學園)舊藏雜誌と共に列んであり。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6060182?tocOpened=1

メルロ=ポンティと言語

世界書院 / 1988-10-31刊 / ¥2,600
購入: 2002-06-01  /¥300
讀了: 2015-07-03 哲学・思想

[投稿日] 2015-07-03

Phaenomenologica 25
 メルロ=ポンティに見られる讀解法を評して曰く、「フィンク流に言うならば、相手の論拠で用いられている「操作概念」を、求心的な読解を介し「主題概念」へともちきたらす」(「序 メルロ=ポンティ〈の〉読解 レクチュールとエクリチュールのはざま」p.14)――出典註を附さぬが、オイゲン・フィンク「フッサールの現象学における操作的概念」(新田義弘譯、新田義弘・小川侃編『現象学の根本問題』〈現代哲学の根本問題8〉晃洋書房、一九七八年十一月)に據る。これを自身に施せば、「思想家にとって本質的なことは、彼が自分自身でずっと以前から適用していた当の方法を顕在化し主題化することでしかない」(p.50)。同じ傳で主題化されたのが、言語であるといふわけ。「第一部 語る語られた言語」では『行動の構造』『知覚の現象学』等のメルロ=ポンティの論が、行動主義心理學やゲシュタルト心理學が記述や説明に用ゐる言語への批判としてあったことを示す。「第二部 語られた語る言語」にて、ソシュール著と出會った中期以降におけるメルロ=ポンティにとっての主題概念となってからの言語論を讀み解いてゐる。フッサール(フッセルと表記)への參照が多いのは當然として(Phaenomenologicaといふシリーズだし)、ベルクソンが引合ひにされるのが目立つ。