[投稿日] 2011-07-20
木野主計著。圖書館學が支那目録學をどの程度參照してゐるかと思ったら……ほんの觸りだけか、やはり。一往、司書資格科目の講義で長年教へられてゐたことは判ったが、副題「和漢古資料組織法」のうち漢籍については他の人の擔當だったのを了承を得て攝取した由にて、嚴密には木野の著述でない。結局、目録學は漢籍取扱ひ法としてしか受容されてなく、近代日本に應用する見方は出てないのか。
目次 http://www.jusonbo.co.jp/kikan_shosai/01/kikan_shosai_01_26.html