武藤山治と時事新報

国民会館 / 2004-12刊 / ¥1,512
ウィッシュ ノンフィクション

[投稿日] 2010-11-17

1.kamiyam 【2010-11-17 18:49】 (削除)
これは、國民會館叢書版(http://www.kokuminkaikan.jp/publishing/index.html)と同一内容なんでしょうかね。ページ数はあまり変わらないようですが。ちなみに以前、図書館のご自由にお持ち帰りくださいコーナーに置いてあったのでパラパラと読みましたが、取り立てて面白くなかった印象だけが残っています。
2.森 【2010-11-18 0:41】 (削除)
 古書展で國民會館叢書版を見たけど高くて見送ったのでメモ代りに登録したのです。國民會館叢書ってラインナップを見ただけでも通俗保守論客の顏觸れで期待できませんが、時事新報は社史の無い不幸な新聞社なので基礎文獻とせざるを得ません。註はそれなりに附いてゐたやうですから、文獻を手繰る絲口にはなるかな、と。『三田評論』二〇〇七年四月號「特集 時事新報125年」によれば形式上まだ社は存續してゐるのださうで、慶應の方で研究してくれるとよいのですが。慶應義塾大学法学部政治学科玉井清研究会から〈近代日本政治資料〉と題して戰前マスメディアに關するものばかり十餘點出てゐるやうですが、この教授邊り時事新報をやる氣は無いのでせうか。
3.kamiyam 【2010-11-18 2:29】 (削除)
国民会館のサイト上では在庫切れになっていないようですね。たしかに時事新報は基礎研究がほとんどされてないようだから、せめて文献探索の手助けになるものがほしいところです。慶應の玉井清氏、うーん、時事新報を書誌的にきちんと整理研究するという志向はなさそうな印象ですけど。むしろ可能性があるのは慶應義塾福澤研究センターあたりかなと思うけど、サイトを見る限りそういう計画はないみたいですね。今編纂中という『福沢諭吉辞典』より時事新報の研究をまとめてくれた方がありがたいのですが。