[投稿日] 2010-08-07
やはり、「こころ」を云々したがるものは性に合はなかった。それよりも、「技」と結びついた「考へ方」を明らかにすることが大事だし面白いと思ふ。心構へや職業倫理を文學的比喩で語る本は他業種でもありふれてゐるが、どうも、知情意で言ったら知が足りなくないか。いつの日か『校正の思考』や『校正の思想』の讀める時が來ますやうに。
[投稿日] 2010-08-07
やはり、「こころ」を云々したがるものは性に合はなかった。それよりも、「技」と結びついた「考へ方」を明らかにすることが大事だし面白いと思ふ。心構へや職業倫理を文學的比喩で語る本は他業種でもありふれてゐるが、どうも、知情意で言ったら知が足りなくないか。いつの日か『校正の思考』や『校正の思想』の讀める時が來ますやうに。
[投稿日] 2009-10-30
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~hidemi/pro04.html
[投稿日] 2015-04-10
石井正己「柳田国男の創元選書」(初出一九九六年→『テクストとしての柳田国男 知の巨人の誕生』三弥井書店、二〇一五年一月、p.232)にて言及せられし小册子。
六篇の書評文を收めるが、最後の「食物と心臟」のみ何からの再録か初出を記してない。
[投稿日] 2010-08-07
[投稿日] 2009-11-03
[投稿日] 2017-03-10
目次 http://snob.s1.xrea.com/t/20070119.html
http://www26.tok2.com/home/mpcp/2007/01.html
國會圖書館所藏無し。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15238340
全十四篇中「橋本進吉先生に関すること」のみ書き下ろし。
古田東朔近現代日本語生成史コレクション第6巻『東朔夜話――伝記と随筆』所收「東朔夜話」と同一なりや?
Cf.http://furuta.9640.jp/collection/vol.6.html
[投稿日] 2017-01-15
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN07005813
「非売品」。編者名石井和夫(前專務理事)は標記無きも「あとがき 編集を終えて」より採った。斎藤至弘も「第五章 四十年寸描」の第三十八~四十期を執筆。
明記無いが、「第二章 座談会 十七年の歩み」は『十七年の歩み』(一九六九年)の再録。
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001237570-00
『東京大学出版会50年の歩み』(二〇〇一年)では「第I部 50年誌」の「第2章 創立時」までは本書の再編轉載らしく、本書「第三章 歩みをともにして」に西尾勝・蓮實重彦を追加して「第II部 折々の直言」とし、「第III部 資料に見る50年の歩み」を新設。
http://shashi.shibusawa.or.jp/details_mokuji.php?sid=14850
[投稿日] 2010-12-26
[投稿日] 2016-10-22
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB06828826
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011288241-00
[投稿日] 2016-10-02
「本人の原稿と学習院を中心とした 関係者方々に追悼文を執筆していただき、今年七月、学習院女子大学教授・永井和子氏と長女・ 園木芳氏の編集により笠間書院から出版された。(「杜と櫻並木の蔭で」は非売品として出版されているが、ご希望の方には頒布しているので、笠間書院または高橋文庫までご連絡を)」。
http://www.noracomi.co.jp/takahashi/hou040903.html
挾み込み一葉、園木芳「贈呈」。
目次
杜の蔭で[一九六九(昭和四四)年四月~一九八二(昭和五七)年三月]
櫻並木の蔭で[一九八二(昭和五七)年四月~二〇〇三(平成一五)年一月]
研究ノートより
「戦争」というもの
「学習院歌舞伎」とともに 学習院国劇部公演パンフレット『学習院歌舞伎』84・6~02・6
付録 『文芸用語の基礎知識』より 〈初版~五訂版 高橋新太郎執筆全項目〉
高橋新太郎さんを偲ぶ 弔辞/追悼文
高橋新太郎アルバム
手帖より
高橋新太郎著述目録
著者略歴
あとがきにかえて――父と居た日 園木芳
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA68870653
[投稿日] 2011-04-15
もっと遊びといふかユーモアが要る。木に縁りて魚を求めても仕方無いか?
目次 http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-982.html
[投稿日] 2011-04-15
目次 http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-982.html
[投稿日] 2010-08-07
この本を離れた一般論になるが、腹立日記が日記の藝のうちだと勘違ひしてゐるのは賢しらな人には多い、のかも。私憤に私憤を同調させ得る讀者には迎へられるにせよ、飮食店で店員に威丈高に怒鳴る客の横に置かれたやうな嫌な氣分も起こる。特に、本とあまり關はり無い不平不滿を聞かされると、さうだ。しかし本への批判なら怒りを丸出しにして良いのかといふと、やはりそこにも藝はあって貰ひたい。一體インテリの讀書家は陰鬱で神經質なものではあるが、小谷野敦らが時折見せるヒステリックなクレーマーぶりには似たくないものだ。
私生活はどうでもよいが、古本の蘊蓄を語ってゐるところは良い。
[投稿日] 2009-10-29
淺い。さういふ讀者設定なのか?
フランスで瓦版に當るものはカナール canardとも呼ばれ、p.90以下に取り上げてゐるが、しかしそこで「「カナール」という名前自体、一九世紀になって付けられた蔑称」(97ページ)とするのは疑義あり、平井隆太郎「噂の病態――「新聞の鴨」について」(平凡社『月刊百科』一九八二年二月號「特集 噂」)はドイツの新聞學者に據って十六世紀から見られる用法としてゐた。canard(鴨)の語源説も、宮下が紹介するものより平井が述べるグリムの辭書の説の方がドイツ語Zeitungsente(新聞アヒル=誤報、虚報)との對照も含めて説得力があるやうに見受けるがどうか。
目次 http://www.tousuishobou.com/sekaishinokagami/503-9.htm
[投稿日] 2011-01-09
[投稿日] 2016-05-14
裏表紙に「第五巻第八号(通巻四八号)」、「特価三〇〇円」と。
三十二本のうち、中野重治、平野謙、奥野健男、丹羽文雄、伊藤整、山本健吉は各紙よりの轉載。
[投稿日] 2009-10-30
[投稿日] 2015-07-05
堀内達夫編輯、月刊。pp.22-25落丁。表紙には「特集「四季」の詩集」、目次には「特集「四季」の詩人と詩集」とあり。
峯村幸造「書物ところどころ」は本文中の節見出しでは「奥付ところどころ」と題する連載。
佐々木桔梗「私の仕事」がプレス・ビブリオマーヌの來歴を綴る。
http://sumus.exblog.jp/20074409/
[投稿日] 2015-07-05
目次に無いが本號の「サロン・ド・ムギ」(p.37)は『尾崎一雄文学書目』(山王書房)評。
p.41に「編集部住所名稱[ママ]変更お知らせ」「前号正誤訂正」あり。
「編集後記」(p.48)末に曰く、「今月から「薔薇窓」を開く。というのは、ジャーナリズムの批評圏外にある由か、所謂小雑誌上の優れたエッセーが紹介されなさすぎるのでこういう試みを設けた」。目次からは判らないが、本號では特輯中の川副国基「真摯異色の静雄研究誌「果樹園」 小高根二郎氏の伊東静雄論」が該當する。
[投稿日] 2015-07-05
岡野他家夫「これも近代文学資料」
佐々木桔梗「書物ところどころ――限定版という名の世界――」
ほか
目次に無いが「受贈御礼」欄(p.49)が設けられた。
「編集後記」(p.49)劈頭にHこと堀内達夫曰く「前号で申しあげたにも拘らず、又々遅刊いたしました。斉[ママ]藤昌三氏蔵書売立の世話人を命じられたり等という多忙を処理し切れなかった私の責任ですが、どうかお許し下さい」。