書齋 第五號

書齋社 / 1926-07-01刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

橘井清五郎「書籍醫學」(pp.10-24)は、『古版書誌論考』(〈日本書誌学大系〉青裳堂書店、一九八二年八月)に收録されなかった。
 Cf. http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20060211/p3
市島春城「米庵の筆譜に就て」
田口米舫「淡島椿岳」
楠瀬日年「呉昌碩翁の書齋」
ほか
 なほ、印刷者・印刷所の猪木卓二・京華社印刷所については、寺島珠雄『南天堂 松岡虎王麿の大正・昭和』(皓星社、一九九九年九月)第二十四章以下に出て來る。

書誌書目シリーズ23 書物往来 第一巻~第四巻

ゆまに書房 / 1987-07-25刊 / ¥36,800
購入: 2016-05-04  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2016-05-04

 從吾所好社發行の複刻、「原本のノンブルは削除し、新たに通しノンブルを起こし、第一巻の巻頭に総目録を附した」(「例言」)。

第一巻 自、第一冊(大正13年5月)/至、第五冊(大正13年11月)
第二巻 自、第六冊(大正14年1月)/至、第九冊(大正14年5月)
第三巻 自、第一〇冊(大正14年7月)/至、第一四冊(大正14年12月)
第三巻 自、第一五冊(大正15年1月)/至、第一九冊(大正15年6月)

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN01457823
http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN10051399

書痴半代記 (ウェッジ文庫)

ウェッジ / 2009-04-20刊 / ¥720
購入: 2010-09-05  /¥400
讀了: 2010-09-00 エッセー・随筆

[投稿日] 2010-09-05

 「うたごえ運動」の關鑑子が關如來(柯公全集編者)の娘だったとは……と、どうでもいい瑣末事を拾って悦ぶのみ。だって記述が淡泊で物足りないんだもの。所詮は詩人の隨筆だからか(←偏見)。

書物趣味 Philobiblon 第二卷第三號

ブックドム社 / 1933-03-10刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1480383?tocOpened=1
 「スクラップブック」欄(pp.134-135)は、仁科春彦「圖書館風景」が帝國圖書館の利用者として不滿を寄せ、これに對し「圖書館から」と題して増田七郎(帝大圖書館)と北上柳二(誰?)が寄稿。増田曰く「仁科氏のやうに、圖書館に對する不平を發表される人はまことにたふとい」。

書物趣味 PHILOBIBLON 第一卷第四號

ブックドム社 / 1932-12-10刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1480380?tocOpened=1

 挾み込みあり、「おわび」を添附して曰く「前號所載「吾輩は書物である」の揷繪は二枚共印刷所の不注意により、顛倒して揷入されましたので、玆に訂正したのを揷入しましたから、前號のとお取換へ願ひます」とて、pp.187-190分の刷り直しを插む。

 p.202「寄贈書目」中、「▽出版研究 第四號、木村毅『出版の文化史的使命』、島中雄作「早稻田人とその事業」等記載(三十錢・淀橋區戸塚一ノ六四七・早稻田大學出版研究會)」とあるに注目。
Cf. http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20140310/p1

書物の森へ 西洋の初期印刷本と版画

町田市立国際版画美術館 / 1996-10-05刊 / - /
購入: 2016-04-30  /¥1500
未読 本・図書館

[投稿日] 2016-04-30

 展覽會圖録、チケットとチラシの挾み込みあり。CiNiiに據れば「正誤表あり」だが見當らず。

山口昌男「木版画の中の異形者たち」
雪嶋宏一「ヨーロッパの初期印刷本」
松枝到「書物への熱い夢」
田辺幹之助「ドイツ初期印刷本の中の死の舞踏」
佐川美智子「書物の森へ――」

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN15987213

書物の周圍 第二年第一號

くにたち本の會 / 1935-05-01刊 / - /
購入: 2016-05-04  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2016-05-04

 「くにたち本の會」は東京商科大學附屬圖書館内、國立市はまだ無いが東京府北多摩郡谷保村字國立。「非賣品」。
 奧附ページ(p.42)に「第一年總目次」あり。全五册の總目次は『書物関係雑誌細目集覧 二』を見よ。
 ゆまに書房〈書誌書目シリーズ〉にて一九九三年複刻。

http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN0009808X
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN09578810

書物の周圍 第三年第一・二號

くにたち本の會 / 1936-12-12刊 / - /
購入: 2016-05-04  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2016-05-04

 標題紙・奧附では「第三年第一、二號」と中黒でなく讀點で表記。
 奧附p.40に「本誌は當分春秋二回發行。/左の通り實費頒布いたします。/頒價金四拾錢 送料四錢」と記すも、本號限りにて終刊。

http://id.ndl.go.jp/bib/000000011811

書物 第二年第五册 蒲月號

三笠書房 / 1934-05-01刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

 背文字にのみ「五月號」と記す。目次には「月刊書物趣味襍誌」と冠す。
 中野榮一「雜誌側面觀」(pp.23-28)が雜誌に關する細かな文獻書誌を列擧紹介して有益。もしや中野榮三の變名か。しかしこれ程の人にして、前田愛山(千賀良)編『最近 全國新聞紙雜誌總目録』(警眼社、一九〇七年一月)が漏らされてゐるのは不審。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/897407
 卷末、秋朱之介「字幕」(pp.84-86)に曰く――「本誌は今毎月二千部刊行してゐます。」「本誌は大變經營が苦しいのです。返品のたくさんあることと、集金の少いことは。[句點ママ]經營者に對して、私としても大變心苦しく、また編輯してゐても力がのりません。定價四十錢の雜誌を七掛で大取次へ出すとして一部の代金二十八錢の集金しかないのです。之が直接讀者になつていただければ一部の入金が四十錢になります。」「もし皆樣の御助力が得られませんでしたら、經營者への手前、私は本誌の編輯一切から手を引きたいと思ひます。」「雜誌の編輯者がこ[ママ]うしたうちは[ママ]のことをうち明けて書かねばならないとは。何といふなさけないことであらう[。]しかし私の意志はきまつてゐます。この願が實現されなかつた場合私は再び本誌上で皆樣にまみゆることをいたしません」。

書棚と平台―出版流通というメディア

弘文堂 / 2009-07-01刊 / ¥3,024
購入: 2010-11-23  /¥800
讀了: 2009-08-00 人文・思想

[投稿日] 2009-10-29

現代の書籍流通問題への提言としてより、歴史研究書として讀んでやりたい。文獻目録が充實。

 三版にて訂正八箇所とあとがきに補記あり。
「補記  本文中、開架・土間式書店で確認できた資料の時期を明治中期としたが、朝野文三郎『明治初年より二十年間 図書と雑誌』に、明治初期のこうした形式の店として、銀座三丁目の山政書店があげられている(同書六一頁)。
(二〇一〇年六月 著者記)」

目次 http://web.archive.org/web/www.koubundou.co.jp/books/pages/55128.html
http://www.koubundou.co.jp/book/b155860.html

http://web.archive.org/web/http://d.hatena.ne.jp/solar/20090812
http://web.archive.org/web/http://d.hatena.ne.jp/solar/20090924#p2

書林の眺望 伝統中国の書物世界

平凡社 / 2006-11-10刊 / ¥4,752
讀了: 2011-07-28 人文・思想

[投稿日] 2011-07-27

 おほむね版本學に屬し、目録學と言へるのは「四部分類の成立」のみ。「編目談余」は目録編纂に版本學の知識が要ることを説くものだし、「『千頃堂書目』と『明史芸文志』稿」も對象は目録書だが研究法は版本學、或いは鈔本(寫本)だから校勘學か。「内藤湖南蔵本『文史校讎通義』記略」も成立過程を探った本文批判。

目次 http://d.hatena.ne.jp/ginzburg/20061112/1163323547

書影でたどる関西の出版100 明治・大正・昭和の珍本稀書

[投稿日] 2010-11-16

http://westedit.exblog.jp/

書店論ノート 本・読者・書店を考える

新文化通信社 / 1990-02-27刊 / ¥1,854
購入: 2016-05-28  /¥200
未読 本・図書館

[投稿日] 2016-05-28

 「第三章 書店論――書店人インタビュー」は小川道明(リブロ代表取締役社長)、宍戸立夫(三月書房店長)、中西豊子(ウィメンズブックストア松香堂書店代表取締役)、菊地敬一(ブックハウス ヴィレッジ ヴァンガード代表)。

 國會圖書館のみ刊行年月を「1990.7」とするのは2刷だからで、當時『日本目録規則新版予備版』では「出版年は、その図書に表示されている最新の出版年を西暦紀年で記載する」との規定であったのに基づく處置。
 http://id.ndl.go.jp/bib/000002173230
 http://www.ndl.go.jp/jp/data/catstandards/history.html
 http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3507128_po_2007_2.pdf?contentNo=1

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN04658515