国語通信 1984年2月号NO.262「特集 民衆の発見」

筑摩書房 / 1984-02-25刊 / ¥50
購入: 2015-08-02  /¥100
未読

[投稿日] 2015-08-02

網野善彦「梶田翁の話に寄せて」
香月洋一郎「むらを出ること、むらに残ること――「梶田富五郎翁を訪ねて」(宮本常一)の周辺」
遠藤誠治「柳田国男「浜の月夜」「清光館哀史」小論」

国語科通信 No.22「座談会 近代文芸評論の成立と展開」

角川書店 / 1971-11-01刊 / ¥70
購入: 2015-04-25  /¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-04-25

中村光夫・平野謙・吉田精一・三好行雄(司會)「座談会 近代文芸評論の成立と展開」
浜野卓也「中野重治小論――枝葉的事実の凝視から第一義の道へ――」
 ほか
 座談會は『近代文学評論大系』(一九七一年十月~)刊行を機にしたもの。

国語科通信 No.12「特集 現代の評論」

角川書店 / 1969-06-15刊 / ¥70
購入: 2015-04-25  /¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-04-25

平野謙・三好行雄「対談・現代において批評とは何か――小林秀雄に触れつつ――」
秋山駿「評論の思想と文体――それは一つのドラマになり得る――」
吉田凞生「「私の人生観」私見」(目次で著者名「凞」字の二水+ノを手偏に誤植)
ほか 
 河盛好蔵・山本健吉・吉田精一(司會)「鼎談 「新しき古典」の誕生」は『日本近代文学大系』豫告宣傳にて、「近代文学注釈の意義」をいささか説く。卷末に『日本近代文学大系』全卷内容を載せ、豫約申込葉書挾み込み。

国語文法論 (1974年)

笠間書院 / 1974-07-20刊 / ¥972
購入: 2011-04-23  /¥300
讀了: 2011-07-08 古書

[投稿日] 2011-04-23

 さぞや大學ではテキストに使ふところもあるのだらうが、正規の國語學の教育を受けなかったため、知らずにゐたのが悔まれる。基本書にして名著、この薄さに簡約した手際も御立派。上段の本文に沿ひつつ下段に主要文法論各説が對比してあるのが參考に便であり、時枝誠記や三浦つとむ(吉本隆明の愚論は言ふも更なり)に踏み迷ふ前に、これ一册で大概濟まないか。これを入門にして著者の代表作『国語構文論』に食指を伸ばすも可、その後の内外の新理論から振り返って再評價するも可。
 「職能」と言ふは構文的機能論であり、中でも「関係的構成」(時枝文法が「辭」に見たもの)の機能(=函數)を主とする。助詞・助動詞・接續詞・副詞に神經を使って文章を書いてゐる者であれば、文の論理を構築するのに大いにこの本の解析が參考とならう。
 「はしがき」末に「昭和五十一年二月(再版にあたって加筆)」とあり。

国語国文研究雑誌索引〈第1輯〉 (1931年)

文献書院 / 1931刊 / - /
購入: 2012-09-22  /¥100
読中 古書

[投稿日] 2012-09-22

 初版の『國語國文の研究』第三十七號(文獻書院、一九二九年十月)で購入、一九三一年版は未見だが單行本化した製本だらう。浪速高等學校編。

国立歴史民俗博物館研究報告 第165集 日本における民俗研究の形成と発展に関する基礎研究

国立歴史民俗博物館 / 2011-03-31刊 / - /
購入: 2016-10-02  /¥800
未読 文化人類学・民俗学

[投稿日] 2016-10-02

 「非売品」。

目次(小池淳一を「小池純一」と誤る、全十九本中八本はPDF無し)
http://www.rekihaku.ac.jp/outline/publication/ronbun/ronbun7/index.html#no165
 リポジトリーでは全十九本中四本收載せず。
https://rekihaku.repo.nii.ac.jp/?action=repository_opensearch&index_id=192&count=20&order=7&pn=1

国立国会図書館月報 2011年 03月号 [雑誌]

日本図書館協会 / 2011-03-25刊 / ¥540
購入: 2011-03-26  /¥0
讀了: 2011-03-27 雑誌

[投稿日] 2011-03-26

 鈴木宏宗「国立国会図書館の和図書」の藏書構成の歴史、及び「600号を迎えて」は一讀の價値あり。
 PDFでは無償配布されてゐる。
http://www.ndl.go.jp/jp/publication/geppo/pdf/geppo1103.pdf

http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3050791_po_geppo1103.pdf?contentNo=1

国文鶴見 第三十一号 岩佐美代子教授 古田東朔教授 退職記念号

鶴見大学日本文学会 / 1996-12-31刊 / - /
購入: 2015-07-25  /¥100
未読 言語学

[投稿日] 2015-07-25

 「古田東朔教授略歴・業績目録」が目當て。工藤信彦(成城學園)舊藏雜誌と共に列んであり。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6060182?tocOpened=1

国家論研究 第十五号

現代国家研究会 / 1978-02-10刊 / ¥680
購入: 2015-04-25  /¥100
未読 社会・政治・法律

[投稿日] 2015-04-25

 論創社發賣、二月・五月・九月・十二月年四回刊。
 「追悼 大熊信行の遺したもの」、杉原四郎・新明正道ほか。編集部「大熊信行主要著作目録」には各書の細目を記載。

国史の研究〈〔第1〕〉総説 (1947年)

岩波書店 / 1947刊 / - /
購入: 2011-09-04  /¥250
未読 古書

[投稿日] 2011-09-04

 購入せるは『更訂 國史の研究 總説』昭和六年八月第一刷。のち昭和十六年六月第九刷で「附録 自昭和六年至昭和十五年 國史公刊目録」(pp.501-531)を増補し、一九四七年に第十二刷を刊行してゐるのが別書誌の扱ひ。
 http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000868564/jpn
 http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN15306677
 この更訂初版は本文に續けて卷末奧附前に「正誤表」三ページ分(ノンブル無し)を附載するが、うち二ページ目最後尾から三ページ目初頭にかけて三行續けてを赤線で抹消したものが賣られてゐたのを見た。しかし我が架藏本はその三行分を削除して前に詰めてある。即ち、正誤表で二ページ目、「頁」番號が二四八の行と二五四の行の間が無かったことになってゐる。それだけ三ページ目は行數が減って、不自然に前の方が空いてゐる。明らかに正誤表のページだけ版が異なるのだが、しかし奧附刊記は兩册とも全く同じで差異がない。隱れた異版があるといふわけだ。抹消された三行で指摘された箇所は、望月信亨→信享とするのが二箇所、狩谷棭齋→掖齋とするのが一箇所、いづれもむしろ本文のままが正しかったから、抹消されたのは適切である。いま國會圖書館藏本を近代デジタルライブラリーで確認すると、何と、正誤表が無い。その代り、本文の該當箇所はペンで修正してある。しかし抹消分三箇所は反映されてないから、三行抹消版正誤表に基づくらしい。尤も修正漏れもある(二四八ページ)から、斷言はできないが。
Cf. http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1075909/28
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1075939/164
 内容は、「第二章 補助學」等が目當て。