[投稿日] 2011-01-21
中村明舊藏書
[投稿日] 2011-01-21
中村明舊藏書
[投稿日] 2009-10-29
收録文中「音読と黙読――歴史上どこまで確認できるか――」は、書物史に關心ある者にとりて必讀なり(初出の註を省けるは遺憾なれど)。
また「二人の古典学者について」等、文獻學者A・E・ハウスマン(詩人としてではなく)に就ての所述が殊に興そそる。前著『語学者の散歩道』(研究社出版、1991)のハウスマン評と併せ讀まば更に興味増すべし。おゝ偉大なる學匠詩人ハウスマンよ……ホンマ難儀なお人やなあ。
この愛すべき畸人と對比せられるもう一人の古典學者ギルバート・マリや、延いてはマリが傾倒せしジェーン・エレン・ハリスンらケンブリッジ・リチュアリストへの批判には專門柄傾聽すべき言あり。附記して參照を請うてゐる「悲劇の起源は祭祀か」(『現代思想』一九七三年八月號)も、讀まいでおかれうか。本邦にても福田恆存から西郷信綱まで依據せる『古代藝術と祭式』が誤謬學説なりけりと知られる。
文體は平易にして考證癖を含みつつ自づから諧謔味を漂はすあたり、手に入ったもの。著者も自覺の上ならむ、師・田中美知太郎の著を英譯する話や「ラテン語版『クマのプーさん』など」は文體論として讀むも可なり。但し後者にて指摘せられたる通り、ラテン語はおよそ樣々なることが言ひ得るも中に言ひにくきこともあり(p.173)とせば、その傳にて同樣に、柳沼の文章は趣味あれどもこの文體にては論じ切れぬことも何かあるべし。それは何か?
拙文「校正癖 あるいはコレクトマニア綺譚」で參照した。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Library/1959/GS/correct01.htm#sec2
[投稿日] 2010-08-28
譯者がやけに興奮してゐる。
この頃はM・C・エッシャーも知られてなかったんだなあ。
[投稿日] 2009-11-03
[投稿日] 2015-12-11
裸本ゆゑか安し、題扉に「松村藏書」の印あり。
書名の「隨筆」は背・題扉では小書き、「はしがき」では「隨筆・明治文學」と記す。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1258054?tocOpened=1
平凡社東洋文庫三卷本は本書と續との二册を再編したもの。
[投稿日] 2010-06-13
淺い、これぁ立ち讀みで十分だ。
[投稿日] 2009-10-29
現代の書籍流通問題への提言としてより、歴史研究書として讀んでやりたい。文獻目録が充實。
三版にて訂正八箇所とあとがきに補記あり。
「補記 本文中、開架・土間式書店で確認できた資料の時期を明治中期としたが、朝野文三郎『明治初年より二十年間 図書と雑誌』に、明治初期のこうした形式の店として、銀座三丁目の山政書店があげられている(同書六一頁)。
(二〇一〇年六月 著者記)」
目次 http://web.archive.org/web/www.koubundou.co.jp/books/pages/55128.html
http://www.koubundou.co.jp/book/b155860.html
http://web.archive.org/web/http://d.hatena.ne.jp/solar/20090812
http://web.archive.org/web/http://d.hatena.ne.jp/solar/20090924#p2
[投稿日] 2016-06-16
桑原三郎監修, 杉浦重成, 武田敏伸, 白井文子, 片山壮吾, 大谷一途
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010718708-00
山田文庫及び山田文庫展については桑原三郎『随想集 下湧別村』(慶應義塾大学出版会、一九九九年十一月)所收「日本の子供の雑誌――山田文庫展――」「慶應義塾幼稚舎の山田文庫」にも記述あり。但し展示に就ては一九六九年九月の第一回から七三年までを述べ、その後は中斷と。
http://www.ajup-net.com/bd/isbn978-4-7664-0765-5.html
[投稿日] 2016-11-12
目次 https://dl.dropboxusercontent.com/u/4611346/17534.jpg
號數標示は無いが、第二〇號に續くもの。「ここにお届けするのは、「無名鬼」の誌名を冠している(故人はこれを許してくれるであろう)が、あくまで「村上一郎追悼号」なのであって「無名鬼」終刊号ではない」(桶谷秀昭「編集後記」)。
[投稿日] 2010-07-25
[投稿日] 2015-12-25
「限定五百部」。國會圖書館所藏無し。
蒐文洞は尾上政太郎、戰災で店を失ってからは天牛書店の大番頭。「製作 南柯書局」、「編集は悉く南柯書局渡邊一考さんの労を煩せました」と梶原正弘「あとがき」にあり。「詠品会」は「大阪弁の「ええ本買い」を捩ったもの」とも。
『紙魚放光 続』の方が稀少で古書價も高値。
Cf. http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1944578716&owner_id=8175386
[投稿日] 2010-05-06
總目次あれども各號の卷頭目次をコピーして收録しただけ、索引も無し。全號中八割近くを揃へてゐる當方にとってはあまり意味が無い。曖昧な記憶だが、他に『噂』の總目次を新組みで作成してゐたのが何かの同人誌に載ってゐたやうな……とにかく、安易な機械複寫の寄せ集めで總目次を謳ふ惡弊は止して貰ひたい。
目次 http://web.archive.org/web/http://shoraisha.com/modules/tinyd2/index.php?id=21
[投稿日] 2009-10-30
目次 http://www.editor.co.jp/press/ISBN/ISBN978-4-88888-834-9.htm
[投稿日] 2009-11-05
[投稿日] 2009-11-15
[投稿日] 2009-11-15
[投稿日] 2009-11-17
[投稿日] 2011-04-29
『古い雑誌から』收録卷。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1343354
目次 http://rnavi.ndl.go.jp/mokuji_html/000002308600.html
[投稿日] 2010-08-28
飯倉義之氏に聞いた所では異版が多く、一九四二年三國書房版は發禁。
http://www.miyaishoten.co.jp/main/003/3-9.htm#40
[投稿日] 2010-07-11
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2475165