[投稿日] 2009-10-29
▼権力の読みかた―状況と理論
[投稿日] 2010-10-03
筆名・萱野三平(なんで?)。
前半はわかりやすい情勢論、現代時事に關心無いのでふうんさうかと思ふだけ。後半のフーコー論は部分的には拾へる知見があるが、あやふやな抽象性の域で論じてをり、歴史研究の具體性に結びつける必要があらう。
▼表象の奈落―フィクションと思考の動体視力
[投稿日] 2010-11-01
收録文中、總じて新しい年代のは今一つ。古いのは初出で讀んでゐたものも少なくない。差し引き收穫と思へたのは新出の「エンマ・ボヴァリーとリチャード・ニクソン」となるが、これは既讀の『「赤」の誘惑』の變奏曲(いや前奏か)。
目次 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%C9%BD%BE%DD%A4%CE%C6%E0%CD%EE
▼Harvester はーべすたあ 10 批評の現在
[投稿日] 2015-12-22
「シリーズ 文化のパイオニア No.9」として座談會と小論三篇。「非売品」。
▼出版産業の変遷と書籍出版流通―日本の書籍出版産業の構造的特質
[投稿日] 2011-03-24
目次 http://www.murapal.com/sangyodoko/91-2011-01-21-04-25-44.html
▼高田半峰片影
[投稿日] 2015-10-23
著者名「斬雲」は本文首題より採ったが、函・表紙・標題紙に標記無く、奧附では「薄田貞敬」。書名表記は函・表紙・標題紙では草書で「半峰」、目次内題・中扉・奧附でも活字で「半峰」だが、本文首題では「半峯」であり、本文中でも「半峯」である。
「昭和十五年十月十五日發行/昭和十五年十月三十日改訂發行」。國會圖書館は初版改訂版共にあり、改訂の差異如何。
高田早苗述・薄田貞敬編『半峰昔ばなし』(一九二七年十月、内題では「半峯」)の「姉妹篇」(田中穂積「序」)と言ふがこちらの方は古書に見掛けない。自傳に對し一九三八年歿後の本書は「知人を歴訪し、先生に對する毀誉褒貶有りと有らゆる材料を蒐集し、半峰側面觀の矢鱈縞を織上げんと試みたと云はるゝ」(「序」)。
著者について「序」の曰く、「先生の推薦に依て知名の士の傳記を起草した幾多の經驗を有し、殊に文壇處女地たる傳記文學に於て、其開拓に任ずる抱負の上から考へても」云々。薄田斬雲にさやうな高志ありしか。
▼現代作家の人間探究
[投稿日] 2015-09-13
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1127248?tocOpened=1
▼LB中洲通信 2002年8月号「特集*評するとは何か?」
[投稿日] 2016-05-09
誌名は表紙のみ「LB」を冠し、背文字・目次・奧附・裏表紙では「中洲通信」のロゴのみ。
インタビューを主とした評論家特輯。
杉本隆「平岡正明の「血風評論人生」」
編集部「永江朗 批評家たちを批評すること」
袴田京二「ナンシー関 「テレビを批判するならテレビに出るな」!?」
ほか
ナンシー関は六月十二日歿後の掲載。
▼小唄伝説集
[投稿日] 2009-10-29
▼日記をつづるということ―国民教育装置とその逸脱 (ニューヒストリー近代日本)
[投稿日] 2009-11-15
目次 http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b33094.html
▼日本宋学史 (1951年) (朝日文庫〈第12〉)
[投稿日] 2010-05-30
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2968198
初版 http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/991493/12
▼ディルタイと現代―歴史的理性批判の射程
[投稿日] 2010-10-10
えいくそ、役に立たないなあ、もう。まともにディルタイ批判を掲げる者はをらんのか。ディルタイの例の體驗-表出-了解といふ解釋學の概念三點セットや、歴史認識論における自敍傳重視なんかは、その儘だと煎じ詰めれば、例へば文學史を作家論に還元することにしかならぬだらうが。さうではなくて、學問的な歴史學にさへ意圖の忖度や目的論や價値判斷が入ってきてしまふことを事實問題として剔抉し、我々の認識にそのやうに仕向ける制約があることをカントのカテゴリー論の要領で明らかにし、そこから逆に權利問題として歴史認識の可能性の條件を問ふこと、歴史的理性批判乃至歴史的判斷力批判があり得るとしたらその線でやるしかないだらうに。
ところで、各論の執筆者名を目次にのみ記し、本文に署名がないのはなぜだ?
▼西谷能雄 本は志にあり―頑迷固陋の全身出版人
[投稿日] 2009-11-18
▼私の広告春秋記―裏方の五十五年 (1981年)
[投稿日] 2011-01-21
▼西洋美術書誌考
[投稿日] 2009-10-30
▼言語 一九七七年五月号「特集●ことばの名著33」
[投稿日] 2016-07-31
この頃は投稿欄「言語空間 読者のページ」が論爭的で熱い。
▼説話・伝承学 第13号
[投稿日] 2015-08-07
特集 嘘―その可能性と説話・伝承
目次 http://jsft01.exblog.jp/12827969/
▼説話文學研究 第四十七号
[投稿日] 2016-05-28
目次
http://ci.nii.ac.jp/search?range=0&nrid=&journal=%E8%AA%AC%E8%A9%B1%E6%96%87%E5%AD%B8%E7%A0%94%E7%A9%B6&issue=47&count=50&sortorder=1&type=1
〔シンポジウム〕二〇一〇年十二月例会〈南方熊楠の説話と仏教―仏性・性・身体〉
ほか
▼説話文學研究 第四十六号
[投稿日] 2016-05-28
奧附に「印刷 三弥井書店」とあるも發行所は記載無し。
目次
http://ci.nii.ac.jp/search?range=0&nrid=&journal=%E8%AA%AC%E8%A9%B1%E6%96%87%E5%AD%B8%E7%A0%94%E7%A9%B6&issue=46&count=50&sortorder=1&type=1
〔シンポジウム〕二〇一〇年四月例会〈柳田国男の説話学を読み直す〉
ほか
▼新・人物風土記〈第5巻〉 (1956年)
[投稿日] 2011-01-28
帶には「大阪・東京編」「完結篇」と記す。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2971990