昭和文学年表〈第9巻〉索引・人名篇

明治書院 / 1996-12刊 / ¥5,767
購入: 2011-10-01  /¥700
読中 文学・評論

[投稿日] 2011-10-01

 定價半額以下の端本拾ひで時間掛かったが、やっとこれで要り用な卷が全部揃った。これだから貧書生の學問は進捗が遲い。

ニッポンの書評 (光文社新書)

光文社 / 2011-04-15刊 / ¥799
購入: 2011-05-04  /¥0
讀了: 2011-05-05 本・図書館

[投稿日] 2011-05-04

 こんなに本が好きなのに、自分には興味の無い世界がこれほどあるなんて、書物の世界は廣い廣い。逆に言へば、世間普通の讀者はここにあるやうな本への關心が大半なので、自分が偏り過ぎてゐるのだらうが。著者は書評と評論・批評とを截然と分けてしまってゐるが、書評といふか正確に呼ぶなら現代小説の新刊紹介、サマリーだな、これは。それはそれで藝を磨いてくれればよいけれど、では、さうでない意味での人文書讀みのための書評論は那邊にありや。

http://d.hatena.ne.jp/leeswijzer/20110505/

銀語録 昭和十三年版隨筆集

相模書房 / 1938-04-20刊 / ¥2
購入: 2015-09-19  /¥300
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-09-19

 「昭和拾參年七月八日再版發行」。副題「昭和十三年版隨筆集」は函・表紙・奧附に無く標題紙にのみあり。函の背と表では書名に小書きにて「隨筆」と冠稱す。卷末廣告「相模書房刊行書目録」に據れば「著者自裝/特染細布表紙」。卷末「作品年譜」は初出一覽を年月順排列にせるもの。舊藏印あり「千秋文庫」。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1261886?tocOpened=1
 『里見弴全集 第十卷』(筑摩書房、一九七九年四月)にては本書四十一篇中より「青春回顧」「先生」「志賀君との交友記」「友達福者」「友田君」六篇を採るのみ。
 http://kenkyuyoroku.blog84.fc2.com/blog-entry-550.html

寅作と鑄 金原出版の草創

金原出版 / 1969-09-15刊 / - /
購入: 2017-01-15  /¥100
未読

[投稿日] 2017-01-15

 書名は、表紙・標題紙だと墨書風題字で「寅作と鑄」だが、奧附では新字「鋳」。
 裸本。
 國會圖書館所藏無し、CiNii所藏無し。
https://catalog.library.metro.tokyo.jp/winj/opac/switch-detail-iccap.do?bibid=1105259875
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I035046462-00

 「先年出版した「作輔の面影」と二部作のようなかたちになりましたが、順序からいいますと、この「寅作と鋳」が第一部で、「作輔の面影」が第二部になるわけです」(金原四郎「後記」)。『作輔のおもかげ』は一九六六年刊。
 http://iss.ndl.go.jp/books/R100000039-I001281785-00
 「母の一周忌」(享年百)の饅頭本だが、「金原とうの剖検」を病理解剖寫眞附きで載せるのが醫書出版社ならでは。