日本法的精神の比較法的自覺

有斐閣 / 1944-09-15刊 / ¥5
購入: 2015-07-25  /¥300
未読 社会・政治・法律

[投稿日] 2015-07-25

 小野清一郎『日本法理の自覺的展開』(有斐閣、一九四二年十二月)に對抗して、主にドイツ法・フランス法との比較法的研究によって「明治以後の法律及び法律學の發達」を綴った法學史。二〇〇九年にオンデマンド版の再刊あり。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1045283?tocOpened=1

国文鶴見 第三十一号 岩佐美代子教授 古田東朔教授 退職記念号

鶴見大学日本文学会 / 1996-12-31刊 / - /
購入: 2015-07-25  /¥100
未読 言語学

[投稿日] 2015-07-25

 「古田東朔教授略歴・業績目録」が目當て。工藤信彦(成城學園)舊藏雜誌と共に列んであり。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6060182?tocOpened=1

綜合文化雜誌 ペン 創刊號

三笠書房 / 1936-11-01刊 / - /
購入: 2015-07-25  /¥200
未読 人文・思想

[投稿日] 2015-07-25

 所藏機關は國會圖書館・神奈川近代文學館・日本近代文學館・明治新聞雜誌文庫・立教大學くらゐ、やけに少ない。
 恰も『科學ペン』(三省堂)が前月創刊、日本ペンクラブが一年前の一九三五年十一月設立だが、便乘か。志波宗一郎(本誌記者)「狂人と語る――武藏野腦病院探訪記」p.143には「いや、ペン俱楽部とは別でして」と見える。中岡宏夫「反古帖」(p.163)に「縁あつて、かういふ雜誌の編輯をすることになつたが、何分ズブの素人である上に、年齒若輩」云々とあり。中岡はのち牧野吉晴を初代編輯長とする『文藝日本』(文學と美術社、一九三九年六月號~)の創刊同人にも參加、「法政大学教授片山敏彦の門下だが、誰との人間関係で加わっているかは不明」とされるが(都築久義「「文芸日本」について」『淑徳国文』26、一九八四年十二月、p.238)、本號「美術時評――云はねばならぬこと――」が牧野吉晴執筆なので縁故はここに遡ると知れる。
 Cf. http://hdl.handle.net/10638/4097
 http://jairo.nii.ac.jp/0192/00000844
 後繼誌は『綜合文化雜誌 讀書界』(三笠書房、一九三七年五月~)。これも稀覯。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/AA11711709
 「父を語る」とて、内田魯庵・芥川龍之介・石川啄木・夏目漱石について回顧文が四篇。内田巖「父魯庵と趣味生活」が面白い。なほ『中岡宏夫小説集 白像』(學藝社、一九四〇年)の裝丁も内田巖である。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1890343?tocOpened=1
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/24624502.html