[投稿日] 2015-04-10
季刊。表紙のみ「愛書と趣味」と冠稱あり。
[投稿日] 2015-04-10
季刊。表紙のみ「愛書と趣味」と冠稱あり。
[投稿日] 2015-03-29
文学と教育の会の代表は大久保典夫。根本正義・曽根博義ら二十三名追悼文寄稿、薬師寺哲子・野中潤編「薬師寺章明著作目録」、薬師寺哲子「薬師寺章明年譜」。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7954850
[投稿日] 2015-03-27
「限定五四〇部」と奧附刊記にあり。國會圖書館所藏無し。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB14600914
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20131023
http://sumus2013.exblog.jp/20707665/
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201311/CK2013112902000225.html
[投稿日] 2015-02-15
卷頭獻辭「此書を虔んで/宮島新三郎君の靈前に獻じ/友誼の微忱を表す。」――著者(一八九二年生・一九三四年歿)は木村毅・柳田泉の學友ではあったが、後年の回想を見ると兩者からの學問的評價は低い。本書末の柳田泉「附言」にも曰く、「それにしてはその基礎を實證的に今少し固めるべきであつたのだ」……。又曰く「僕は校訂の任に當つたが考ふるところがあつて、一二事實の誤謬や文字の誤謬を訂正した外は、殆んど全部宮島君の書いたまゝにして置いた」。
收録四篇中「日本文學に及ぼしたる西洋文學の影響」には「――主として批評文學について――」と副題あり。「批評中心といふので、自ら明治批評史となつてゐる、これは短い割合に纏つて居り、文章にも光彩があり、宮島君の興味の集中されてゐた問題だけに、「君ならでは」といひたいものがある」(柳田泉「附言」p.202)。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1236355
[投稿日] 2015-02-15
「講談社社友会創立十周年記念出版」、非賣品。
[投稿日] 2015-01-23
ミネルヴァ書房創業社長の回想と旅行記、非賣品。倍以上に増補された一九九八年九月刊の改版は何度か古本で目にして入手濟みだが、この初版は輕裝の所爲か見掛けない。
[投稿日] 2015-01-03
大学院教育学研究科の前身。今井卓爾、紅野敏郎、中西秀男ら寄稿。
目次 http://library.main.jp/index/jst10482.htm
[投稿日] 2014-12-29
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1872504/6
[投稿日] 2014-11-14
二〇一四年六月に『2』が續刊。
[投稿日] 2011-10-09
一九四〇年七月初版、一九四五年十月三版。後に新訂補修版一九四八年六月文求堂書店刊ありて『長澤規矩也著作集 第九卷 漢籍解題一』に收む。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1914605
[投稿日] 2011-10-09
同時代評としてリヒャルト・トーマ「議会主義と独裁のイデオロギーについて」とレオ・ヴィットマイヤー「シュミット『現代議会主義の精神史的地位』(初版)の書評」の二篇をも收めるのが、みすず書房版稲葉素之譯に優る。譯文は一長一短だったと思ふが、いづれまた對照しながら讀み直さう。
政治(學)に關心薄い讀者すら引き込むシュミットの行論の魅力は、「第二版への序」で自ら強調する「原理的」考察にあり、從って理念史になる。但し原理的批判だけで議會主義を葬り去らうとするのはいかにもドイツ流本質主義の近視眼、むしろイギリス流の實地の運用を通じた實踐面の含みを注視しなくては議會制(とその精神)が維持されてゐる訣も理解できまい。「ブルジョア像の歴史はブルジョワ自身の歴史と同じ位重要性を持つ」(p.99)とまで言ふ理念志向のシュミットは、現實それ自體よりもそれを像(イメージ)や觀念において扱ふのが巧くてそこが面白い所だが、その分プラグマティズム(=語用論)から離れる。或る意味、政治を論じながらこれほど政治を遠ざける思考もない。けだし實踐活動を嫌ふノンポリ書齋人の興味を惹きつける所以か。
[投稿日] 2011-09-04
購入せるは『更訂 國史の研究 總説』昭和六年八月第一刷。のち昭和十六年六月第九刷で「附録 自昭和六年至昭和十五年 國史公刊目録」(pp.501-531)を増補し、一九四七年に第十二刷を刊行してゐるのが別書誌の扱ひ。
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000000868564/jpn
http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN15306677
この更訂初版は本文に續けて卷末奧附前に「正誤表」三ページ分(ノンブル無し)を附載するが、うち二ページ目最後尾から三ページ目初頭にかけて三行續けてを赤線で抹消したものが賣られてゐたのを見た。しかし我が架藏本はその三行分を削除して前に詰めてある。即ち、正誤表で二ページ目、「頁」番號が二四八の行と二五四の行の間が無かったことになってゐる。それだけ三ページ目は行數が減って、不自然に前の方が空いてゐる。明らかに正誤表のページだけ版が異なるのだが、しかし奧附刊記は兩册とも全く同じで差異がない。隱れた異版があるといふわけだ。抹消された三行で指摘された箇所は、望月信亨→信享とするのが二箇所、狩谷棭齋→掖齋とするのが一箇所、いづれもむしろ本文のままが正しかったから、抹消されたのは適切である。いま國會圖書館藏本を近代デジタルライブラリーで確認すると、何と、正誤表が無い。その代り、本文の該當箇所はペンで修正してある。しかし抹消分三箇所は反映されてないから、三行抹消版正誤表に基づくらしい。尤も修正漏れもある(二四八ページ)から、斷言はできないが。
Cf. http://kindai.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1075909/28
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1075939/164
内容は、「第二章 補助學」等が目當て。
[投稿日] 2011-09-04
『日本の心理学』刊行委員会編。「第四編 城戸幡太郎先生の学風と業績」があり、城戸の八十歳祝賀記念論文集として企劃されながら遲れて米壽記念になったといふ代物。第一編「2 わが国心理学界の諸先達」といふ列傳が目當て。
[投稿日] 2011-09-04
「序」で自ら名を出してゐるやうに、これは或る意味、日本のグリムである(堅田剛のグリム論に曰く「歴史と法と言語のトリアーデ」)。しかしそれ以外は世界的に見ても類本が無いことはこれまた自序に述べる通りなのだらう。法律語とは思へない「ちやきちやき」だの「手を燒く」だの「厄介」だのいふ俗語も入ってゐるのを見ると、嬉しくなってしまふ。佐藤喜代治編『語彙研究文献語別目録 講座日本語の語彙別巻』(明治書院、一九八三年十一月)にも採られてないが、國際日本文化研究センターの『日本語語彙研究文献データベース』で「収録した研究書及び辞書類など」には擧げられてゐる。しかしそれで檢索すると、「ちゃきちゃき」でも「手を焼く」でも「厄介」でもヒットしないのは何としたこと。いづれも第二章第二款第二項第二目第一節「四、普通語となる離脱」に取り上げる語だが、前後の節(の下の單位だが、何と呼べばよいのか)からは拾ってある所を見ると、どうもこの部分だけ故意に採録してないやうだ。一體どういふわけだ、近代語彙ではないからなのかと、小一時間問ひ詰めてやりたくなる。
Cf. http://gainen.nichibun.ac.jp/main/book
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1281179/184
http://home.q02.itscom.net/tosyokan/itadura.htm
[投稿日] 2011-05-04
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1145167/5
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20110508/p3
[投稿日] 2011-04-29
『古い雑誌から』收録卷。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1343354
目次 http://rnavi.ndl.go.jp/mokuji_html/000002308600.html
[投稿日] 2011-04-29
[最終更新] 2021-03-06
翻訳 ケーテ・ハンブルガー:「文学の象徴問題について」
http://ci.nii.ac.jp/naid/40005823537
[投稿日] 2011-04-23
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2992367
[投稿日] 2011-04-23
著者名標記は「さねとう けいしゅう」。
[投稿日] 2011-04-23
第二論文「主題構成の方法と文体の一般的方法との関係」はモチーフ論でもあり、「民俗学派について」の節に始まって口承文藝研究には示唆する所多いと思ふのだが、プロップと違ってこれが參照されたのを見た憶えないのは不審。もしや自分が勉強不足なだけかと思ってウェブ檢索したら、朝野十字といふ人がフランス構造主義におけるフォルマリスム導入に際してシクロフスキーは歪んで受容されてないかと指摘してゐた。『散文の理論』は書名通りであって詩的言語の理論ではない、といふことも。
http://asanojuji.blog61.fc2.com/blog-entry-312.html