[投稿日] 2016-03-26
〈南方熊楠資料叢書〉のうち。
http://www.minakata.org/cnts/kankoubutu/index.cgi?v=96l01&p=0
[投稿日] 2016-03-26
〈南方熊楠資料叢書〉のうち。
http://www.minakata.org/cnts/kankoubutu/index.cgi?v=96l01&p=0
[投稿日] 2015-10-23
Ⅰ 追悼 生松敬三
Ⅱ 思い出の生松敬三
Ⅲ 書簡より
Ⅳ 主要著書をめぐって
Ⅴ 付記、年譜 他
通常卷末を締めるべき「生松敬三 年譜」「生松敬三 主要著訳書目録」が、續く生松み祢「夫 生松敬三とその周辺」(pp.357-472)の長さの餘り、所を失った感あり。その熱意の分、充實し行き屆いた編輯の一册で、饅頭本では上出來の部類だらう。生松み祢「あとがき」に「手さぐりの作業に手間どりまして上梓が大幅に遅れて」(p.473)とあるのも宜なるかな。「お手伝いをねがった小泉淳二さん、美しい本に仕上げて下さった樋口至宏さん」(p.474)ともある。小泉は晩年の受業生、樋口は人文書院・鳥影社等で編輯者、奧附に「印刷・製本協力 鳥影社」とあり。
[投稿日] 2015-10-23
書名の「回想」は小字。事務局は冨山県人社。「正誤表」一葉挾み込みあり。寄稿者は川瀬一馬、福井保、酒井悌、八木福次郎、津田秀夫、藤子不二雄Ⓐら七十九名。國立公文書館初代館長にして『讀書清興』等の著者である古書好きな所に關心あるが、當然ながら官僚としての交際の方が多い。
[投稿日] 2015-10-23
著者名「斬雲」は本文首題より採ったが、函・表紙・標題紙に標記無く、奧附では「薄田貞敬」。書名表記は函・表紙・標題紙では草書で「半峰」、目次内題・中扉・奧附でも活字で「半峰」だが、本文首題では「半峯」であり、本文中でも「半峯」である。
「昭和十五年十月十五日發行/昭和十五年十月三十日改訂發行」。國會圖書館は初版改訂版共にあり、改訂の差異如何。
高田早苗述・薄田貞敬編『半峰昔ばなし』(一九二七年十月、内題では「半峯」)の「姉妹篇」(田中穂積「序」)と言ふがこちらの方は古書に見掛けない。自傳に對し一九三八年歿後の本書は「知人を歴訪し、先生に對する毀誉褒貶有りと有らゆる材料を蒐集し、半峰側面觀の矢鱈縞を織上げんと試みたと云はるゝ」(「序」)。
著者について「序」の曰く、「先生の推薦に依て知名の士の傳記を起草した幾多の經驗を有し、殊に文壇處女地たる傳記文學に於て、其開拓に任ずる抱負の上から考へても」云々。薄田斬雲にさやうな高志ありしか。
[投稿日] 2015-10-09
奧附刊記のみ「第七次48号」と誤記、背は「第四十九号」。
[投稿日] 2015-09-26
本體に記載無いが第六號に當る。同人は鷲巣繁雄・多田智満子・高橋睦郎、定價無く「頒価 二四〇〇円」。國會圖書館所藏無し。
發行者「吉野史門」にはブログありけり。
http://www.ringo-ya.com/?page=1&cid=5
「追憶記」は、斎藤茂太は寧ろ呉秀三について筆を割くから除外としても、塩野七生・篠田一士・澁澤龍彦・朱牟田夏雄・寺田透・中村光夫らと文學者が大半なため研究者としての呉茂一については傳へる所が少ない。別に「追悼論文」を荒井献・今道友信・久保正彰が寄せる。水谷智洋「年譜」は著述業績が詳細だが、これは水谷編「呉茂一年譜」(呉茂一譯『イーリアス 下』〈平凡社ライブラリー〉二〇〇三年八月)に至る。
豆知識。「クレのクにピッチアクセントがつく。[……]名がモイチではなくシゲイチだといふ[……]。尊大人もヒデザウであり、シウザウではないわけである。」(寺田透「呉さんを偲ぶ」p.38)
他に『ももんが』一九七八年十二月號も「呉茂一先生追悼特編」であるらしい。
Cf. 泰田伊知朗「呉茂一先生の生涯」 http://clsoc.jp/aboutcsj/historia/2013/130929.html
[投稿日] 2015-09-19
奧附刊記「昭和十一年六月十日發行/昭和十四年八月十日第四版發行」、値段は貼紙して「定價壹圓七拾錢」。卷末「默移の後に」(昭和十一年夏初夏、pp.1-2)に「普及版刊行に際して」(昭和十四年七月、pp.3-4)を加へ、曰く、「昨年春、第三版を刊行いたしましたが、それも早全部品切となり、この度第四版を増刷するに當り、時節柄表紙その他の裝幀を簡略にして普及版の體裁をとることにいたしました。内容は少しも變へてをりませんが、三版の時卷末に添へました批評集七十頁は普及版といたしますため已むを得ず除くことになりました」。「裝幀 大内青圃」。「發行者 河井又平」は「序」を書いた河井醉茗の本名。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA46088240
本文細目は東和社一九五〇年刊に同じ。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1162327?tocOpened=1
[投稿日] 2015-08-22
非賣品。標題紙でのみ書名に「喜多壮一郎遺稿集」と冠し「母校 早稲田」と二語の間をやや空ける。
早稻田大學私史を試みたもの、師友回想などを插む。
國會圖書館所藏無し。
題字・中村宗雄
序に代えて――わたくしの立場――
目次
第一章 早稲田学園の誕生――理想と苦しみ――
第二章 学園における最初の紛争――法律科の内紛――
第三章 早稲田「三博士」と初期の卒業生群像
第四章 雄弁会の歴史
第五章 校友会・講義録・寄宿舍
第六章 「早稲田大学」の学生々活
第七章 早稲田騒動
第八章 科外講演
第九章 なつかしの思い出
あとがき 酒枝義旗
おわりに 甲野善勇
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39062032
[投稿日] 2015-08-16
「新文学,文学学校改題」。大阪文学学校の雜誌。
特輯名は、内題では「追悼・小島輝正―人と作品」。しかし奧附では「発行人=小島輝正」と生前の儘。
[投稿日] 2015-08-02
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6070585?tocOpened=1
召田潔「手塚縫蔵先生略年譜」の大正八年の項(p.157)に「折口信夫氏を招き国文学の話をきく。爾来連続三十年間折口先生来講の基となる。」「柳田国男先生の学問を移入して東筑摩郡誌の出版あり」と記される人物だが、民俗學關係者の寄稿は見えず、「基督者」として取り上げる文が目立つ。
[投稿日] 2015-08-02
本文卷頭(p.9)には「追悼特集 さよなら 寺田透」と記す。
[投稿日] 2015-07-25
「古田東朔教授略歴・業績目録」が目當て。工藤信彦(成城學園)舊藏雜誌と共に列んであり。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6060182?tocOpened=1
[投稿日] 2015-07-05
地名・部落史研究者として語られ、圖書館人の側面は觸れられない。
「編集後記」(大国正美)に曰く、「落合さんの著作目録は、『歴史と神戸』119、180号でまとめられているが、実はごく一部。志水豊章さんの協力を得て当日配布したものを作ったがまだ不十分。脱落があれば、ご教示願いたい」。
目次
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7939984?tocOpened=1
http://www.kobe-sigakukai.com/nc/htdocs/?page_id=54
[投稿日] 2015-07-05
隔月刊誌。
「しゃべりながらの著作目録」と題して自註自解式なのが面白い。
目次
http://www.kobe-sigakukai.com/nc/htdocs/?page_id=51
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7939968?tocOpened=1
第22巻第4号「落合重信古稀記念号」(一九八三年八月)にも著作目録あり。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7939905
http://www.hi-net.zaq.ne.jp/kobe-shigaku/backnamber.htm
[投稿日] 2015-06-15
奧附「編集協力 川村伸秀」「私家版 限定500部」。國會圖書館・CiNii所藏無し。
一◉『内田魯庵山脈』余録
二◉『内田魯庵山脈』を読む
三◉山口昌男の愛すべき迷惑
四◉トリックスターの古稀に寄せて
五◉山口昌男 年譜
六◉山口昌男 著訳書一覧
[投稿日] 2015-06-14
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1686531?tocOpened=1
[投稿日] 2015-05-23
非賣品。挾み込み太田安雄手簡に「私の曾祖父」とあり。第五章・第六章が『東京醫事新誌』について。
近藤禧禔男(きしを)「「東京医事新誌」――明治初期の医学雑誌についての考察」『医学図書館』20卷2號(一九七三年)は、參考文獻に使はれてゐない。
http://doi.org/10.7142/igakutoshokan.20.141
[投稿日] 2015-05-01
第六十九號/復刊第十二卷第三號、以後休刊。卷末に「附録「赤い鳥」總目次」を載す。
最終ページ欄外に新刻にて「「赤い鳥」複刻版 日本近代文学館④」とあり、原色表紙も含めた複製版だが、複刻刊年は一九六八年か一九七九年か不明。
[投稿日] 2015-04-25
論創社發賣、二月・五月・九月・十二月年四回刊。
「追悼 大熊信行の遺したもの」、杉原四郎・新明正道ほか。編集部「大熊信行主要著作目録」には各書の細目を記載。
[投稿日] 2015-04-25
非賣品、編者は長男、歿後十年記念。挾み込みあり、内田純平編『『内田勇三郎追想集』執筆者の紹介』本文七ページ。國會圖書館・CiNii所藏無し。
内田・クレペリン作業檢査法で知られる心理學者。他に戸川行男・外岡豊彦・内田純平編『心理学者内田勇三郎のしごと』(日本・精神技術研究所、一九八三年)、内田純平『迷留辺荘主人あれやこれや 心理学者内田勇三郎の生き方の流儀』(近代文芸社、一九九五年)があるらしいが未見。