[投稿日] 2015-06-14
「特集:大正科学へのアプローチ」
[投稿日] 2015-06-14
「特集:大正科学へのアプローチ」
[投稿日] 2015-05-01
學史早わかりの足しに。
目次 http://www.yuhikaku.co.jp/jurist/detail/014003
[投稿日] 2015-04-25
論創社發賣、二月・五月・九月・十二月年四回刊。
「追悼 大熊信行の遺したもの」、杉原四郎・新明正道ほか。編集部「大熊信行主要著作目録」には各書の細目を記載。
[投稿日] 2015-04-18
送付状挾み込み。三木清、戸坂潤等を載す。法學關係者も少なからず。
[投稿日] 2015-04-18
非賣品。「十三」は目次に續く内題より採ったが『第二十集』にても同數、意味不明。編輯した法政大学史資料委員会の議長は飯田泰三、委員は安岡昭男・高橋彦博・芥川龍男。
人名毎に各種名鑑・人物事典及び追悼記事類から抄録。安部能成に始まり内田榮造(百閒)や和辻哲郎・林達夫等、漱石山脈や岩波書店に連なる人脈が目立つ。
[投稿日] 2015-04-10
表紙右に「經濟往來第十卷第八號(昭和十年八月)所載別刷」と印字す。修正書込み四箇所あり。
内容は『大塚金之助著作集』でも讀めようが、學術雜誌でない純然たる商業誌への寄稿で拔刷を作らせた例は珍しいので。そんな出版社を困らせる我が儘な所業、柳田國男の「橋姫の話」(『女學世界』一九一八年一月)以外に見たことない。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA57517531
[投稿日] 2014-06-15
奧附には「ロロロ・モノグラフィー叢書」と記すも、卷頭「日本の読者に」と卷末廣告では「ロ・ロ・ロ・モノグラフィー叢書」とあり、帶には「ロ・ロ・ロ・伝記叢書」と見える。
小册の入門書なので特段面白くなかった。著者エルンスト・べーラーはドイツでは大家らしいのに、これしか邦譯書が無いやうで、獨文の讀めぬ身には眞價が測りかねる。「いかにも凡庸な印象」とも言はれるが。
Cf. http://book.geocities.jp/studia_humanitatis_jp/newbooks2011.html
http://6728.teacup.com/humanitas/bbs/t2/l50
[投稿日] 2014-01-02
平成21年5月31日初版2刷、送料入れて二千五十圓と定價の八分の一程、桁外れの廉價で入手。
「責任編集岸本美緒」だが、岸本執筆分は目録學を説いた「図書分類法(中国の)」と「封建論」との二項のみ、支那思想史關係は小島毅擔當が多い。執筆者索引を備へるのは弘文堂の事典の特色ではないか。
「書評」(小森陽一)など、折角の面白さうな立項が執筆者に人を得なかったため不成功となったものもあるが、「項目分類目次」を眺めてゐるだけで興が湧き、それからそれへと引きたくなる。
あと手許に欲しい卷は、『3 かたちとしるし』『15 コミュニケーション』『5 歴史家とその作品』『6 歴史学の方法』あたりだが、なかなか貧書生には手が出ない。
http://web.archive.org/web/http://www.koubundou.co.jp/subsite/21041/index.html
http://www.koubundou.co.jp/book/b156922.html
[投稿日] 2013-07-26
角書「改訂」と冠し、一九五三年刊講談社版に「VIII 日本における日本教育史研究の歴史(1958年稿)」「改訂版への跋文」を増補せるもの、「訂正をほどこしたところは,400か所をこえている」由。
[投稿日] 2013-06-09
[投稿日] 2012-07-27
[投稿日] 2011-10-23
12章の支那目録學への關心から店頭で手に取ったら、後半へ行くほど湖南の傳記からも著作からも離れて著者自身の關心する文明論の開陳になってしまってゐる感じ、讀むの止めた。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1217
[投稿日] 2011-10-09
同時代評としてリヒャルト・トーマ「議会主義と独裁のイデオロギーについて」とレオ・ヴィットマイヤー「シュミット『現代議会主義の精神史的地位』(初版)の書評」の二篇をも收めるのが、みすず書房版稲葉素之譯に優る。譯文は一長一短だったと思ふが、いづれまた對照しながら讀み直さう。
政治(學)に關心薄い讀者すら引き込むシュミットの行論の魅力は、「第二版への序」で自ら強調する「原理的」考察にあり、從って理念史になる。但し原理的批判だけで議會主義を葬り去らうとするのはいかにもドイツ流本質主義の近視眼、むしろイギリス流の實地の運用を通じた實踐面の含みを注視しなくては議會制(とその精神)が維持されてゐる訣も理解できまい。「ブルジョア像の歴史はブルジョワ自身の歴史と同じ位重要性を持つ」(p.99)とまで言ふ理念志向のシュミットは、現實それ自體よりもそれを像(イメージ)や觀念において扱ふのが巧くてそこが面白い所だが、その分プラグマティズム(=語用論)から離れる。或る意味、政治を論じながらこれほど政治を遠ざける思考もない。けだし實踐活動を嫌ふノンポリ書齋人の興味を惹きつける所以か。
[投稿日] 2011-09-17
[投稿日] 2011-08-02
組版がお粗末なのは版元の所爲にしても、文章のテニヲハがひどい。序文を寄せた師の田村紀雄はじめ有山輝雄香内三郎その他東京經濟大學の先生方は誰も親身に日本語作文指導をしてあげなかったのか? 全部讀み通す氣を無くした。
事實は澤山調べてゐるやうなのだが、考論は新見に乏しい。一番の目當てである「【補遺二】梁啓超の目録学思想について――分類における虚実関係の変遷に関する考察」を見ても、『西學書目表』における學・政・教の三類についての分析(p.314)は、井波陵一「六部から四部へ――分類法の変化が意味するもの」(冨谷至編『漢字の中国文化』昭和堂、2009.4)が同書を論じたのに比して見劣りがし、理解の淺さを思はせる。
大體ジャーナリズムと言ふが、これでは木鐸記者の政論ジャーナリズムでありすぎる。天下國家を大言壯語するジャーナリズムでさへ、根は場當りで時好に投ずるいい加減なものなので、梁を「融通の利く性質が彼の長所であるが弱点でもある」(p.108)と評するならば、さういふジャーナリストの性格として解すべきではなかったか。
目次 http://www.fuyoshobo.co.jp/book/b101002.html
[投稿日] 2011-07-30
對象は專らドイツ哲學で、從って(?)日獨の教養主義批判でもある。が、新刊當初に立ち讀みで目を着けた時ほど面白く思はれなかった。新しく啓發されるところが少ない。買はずとも借覽で濟ませればいい本だったかも。
[投稿日] 2011-06-01
哲學史を主題としながら、哲學者の非歴史性といふか歴史への鈍感ぶりを窺はせる一册となった。村井則夫「生の修辞学と思想史――ブルーメンベルクと『近代の正統性』――」(第4章)くらゐが例外か。それにしても思想家・哲學者に即した「人とその思想」形式が多くて、哲學史と稱するには歴史の流れを展望する視力に乏しい。一ノ瀬正樹「感覚的知識の謎――ロック認識論からするプロバビリティ概念の探究――」(第5章)なんか、ちゃんと歴史認識論につなげればもっと面白くなりさうなのだが。就中「過去的出来事の確率原理」に關し、量子力學における「波束の收縮」論が確率が確實性へと突然變化するのには觀察乃至觀測が關與すると見て、それを「瞬時の非連続的変化の機会」と表現したことにつき、「それはまるで、古典的な機会原因論者マールブランシュの語り方のように聞こえる」(p.190)と言ふ邊り、示唆深い。殊に、カール・シュミット『政治的ロマン主義』を歴史主義の潮流の中に置いて讀んだ者としては。小西善信「個物の問題」(第9章)も、近代は「個物の忘却史」(p.375)と斷ずる前に、なぜ近代史學に眼を向けなかったか。新カント派が「個性記述的 idiographic 」と呼んで歴史學の位置附けに苦心し、トレルチやマイネッケが歴史主義の原理として個性化を擧げたのは、アリストテレス以來「個物は曰く言ひ難し」とされる個物へと迫る試みであった筈。
目次 http://www.showado-kyoto.jp/book/b96715.html
[投稿日] 2011-05-10
野口雅弘「信条倫理化する〈保守〉 ウェーバーとマンハイムを手がかりにして」上野俊哉「母のスワン・ソング、息子のデス・ディスコ」がまあまあ。荒川敏彦「殻の中に住むものは誰か 「鉄の檻」的ヴェーバー像からの解放」と三笘利幸「「没価値性」から「職業社会学」へ 尾高邦雄のヴェーバー受容をめぐって」は誤譯批判として心得ておく。
目次 http://www.seidosha.co.jp/index.php?%A5%DE%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A1%A6%A5%A6%A5%A7%A1%BC%A5%D0%A1%BC
[投稿日] 2011-04-18
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2936652
[投稿日] 2011-02-04
掛け聲やキャッチ・フレーズを減らして中身のある讀解を増やしておくれ。