仮面の倫理

シルフェ会(明治学院大学大学院英語英文学研究同人会) / 1976-01-31刊 / ¥1,200
購入: 2015-08-15  /¥400
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-08-15

目次 http://library.main.jp/index/jst02980.htm
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA3731737X
 標題紙でのみ書名に「文学論集」と冠する。國會圖書館所藏無し。
 「ここ数年のあいだに、紀要や同人誌などに発表したエッセイをまとめたもの」(「あとがき」p.157)。紀要に載せたにしては研究論文の體を成さず、感想批評どまり。方向や材料は惡くない趣味みたいだが、文章も行論も思考を伸展させぬので讀みごたへがしない。

法律時報 一九六五年四月号(第37巻第5号)「全面特集 戦後法学――問題史的回顧と展望――」

日本評論社 / 1965-04-01刊 / ¥400
購入: 2015-08-15  /¥600
未読 社会・政治・法律

[投稿日] 2015-08-15

 學史早わかりの足しに。
Cf. 『ジュリスト』「400号記念特集 学説百年史」 http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2288840

 「編集後記」(p.248)に戒能通孝が「法律学の研究状況」を危懼して曰く、「公表されているところをみると、教科書、コンメンタール、法学教室等々の、ある意味できまりきったものが圧倒的に多数であって、本来新らしい思索が盛れない発表形式に封じこめられているような気持がしてならない。」「それらの名前を尊重するかぎり、あるいは実務家向きの、あるいは学生向きの解説であって、解説以上に出ることができないのが原則である。いいかえれば解説水準で立案する以上の能力がない編集者の計画にひきまわされ、量的には多くの成果が生まれているけれども、質的には独創的な仕事をする時間が食われ、ともすれば新らしい研究が阻害されているのではあるまいか」。確かに法學の門外漢から見ると、他の學問分野より學會誌・紀要に載るやうな研究論文の比重が低くて概説書や講座ものに新説が發表されることが多い風で、文獻參照系統に違和感を覺えてゐた。卒論の無い學部と揶揄される法學部の、實學なるがゆゑの偏向か。

風信 VOL.1

風信社 / 1983-04-10刊 / ¥1,200
購入: 2015-08-15  /¥50
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-08-15

 泰流社發賣、「不定期刊」、A4判72ページ。國會圖書館所藏無し。
 山田俊幸「ロダンとの出会い――若い『白樺』ノート」、水神祥(鎌田東二)「水神傳説」、ほか。
 Cf. http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2291519

読者 2

山本邦夫 / 1987-09-01刊 / ¥200
購入: 2015-08-15  /¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-08-15

 表4に「発行人・山本邦夫」「デザイン・田尾明敏」とあるも發行所名や刊行年月は記さず、「落穂ひろい」と題する無署名短文末尾に「87・9月」とあり。B5判・共紙表紙31ページ。國會圖書館所藏無し。

種村季弘「おそろしや生原稿」(未完)(→改題「千の仮面舞踏会」『偽書作家列伝』所收)
池内紀「ある風景 あるいはオドラデク」
山本邦夫「餓鬼の洟」
渡辺哲夫「言葉――病いの意味」