版画の技法と表現

町田市立国際版画美術館 / 1987-10-31刊 / - /
購入: 2015-04-19  /¥300
未読 アート・建築・デザイン

[投稿日] 2015-04-19

 新書判にて小事典の概あり。一九九一年改訂版で増ページ、一九九四年改訂第2版、さらに二〇〇三年版にて「1994年刊の改定第2版に修正が加えられた事は出版者に確認済である」とのこと。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB03254822

目次 http://www.zuroku.jp/kokusaihanga/1260001.php

法政大学史資料集 第十九集〔十三 法政大学人物誌(五)―役員・教員編―自 大正九年 至 大正十五年〕

法政大学 / 1996-03-31刊 / - /
購入: 2015-04-18  /¥500
未読 自伝・伝記

[投稿日] 2015-04-18

 非賣品。「十三」は目次に續く内題より採ったが『第二十集』にても同數、意味不明。編輯した法政大学史資料委員会の議長は飯田泰三、委員は安岡昭男・高橋彦博・芥川龍男。
 人名毎に各種名鑑・人物事典及び追悼記事類から抄録。安部能成に始まり内田榮造(百閒)や和辻哲郎・林達夫等、漱石山脈や岩波書店に連なる人脈が目立つ。

法政大学史資料集 第二十集〔十三 法政大学人物誌(六)―役員・教員編―自 昭和二年 至 昭和九年〕

法政大学 / 1997-03-31刊 / - /
購入: 2015-04-18  /¥0
未読 自伝・伝記

[投稿日] 2015-04-18

 送付状挾み込み。三木清、戸坂潤等を載す。法學關係者も少なからず。

柳田國男著作 批評集 昭和十五年七月

1940-07-00刊 / - /
購入: 2015-04-10  /¥500
未読 文化人類学・民俗学

[投稿日] 2015-04-10

 石井正己「柳田国男の創元選書」(初出一九九六年→『テクストとしての柳田国男 知の巨人の誕生』三弥井書店、二〇一五年一月、p.232)にて言及せられし小册子。
 六篇の書評文を收めるが、最後の「食物と心臟」のみ何からの再録か初出を記してない。

讀書雜記

日本評論社 / 1935-10刊 / - /
購入: 2015-04-10  /¥100
未読 人文・思想

[投稿日] 2015-04-10

 表紙右に「經濟往來第十卷第八號(昭和十年八月)所載別刷」と印字す。修正書込み四箇所あり。
 内容は『大塚金之助著作集』でも讀めようが、學術雜誌でない純然たる商業誌への寄稿で拔刷を作らせた例は珍しいので。そんな出版社を困らせる我が儘な所業、柳田國男の「橋姫の話」(『女學世界』一九一八年一月)以外に見たことない。

http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA57517531

文学と教育 第13集「薬師寺章明氏追悼特集」

文学と教育の会 / 1987-04-10刊 / - /
購入: 2015-03-29  /¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-03-29

 文学と教育の会の代表は大久保典夫。根本正義・曽根博義ら二十三名追悼文寄稿、薬師寺哲子・野中潤編「薬師寺章明著作目録」、薬師寺哲子「薬師寺章明年譜」。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7954850

ぼくの創元社覚え書

龜鳴屋 / 2013-10-10刊 / ¥1,600
購入: 2015-03-27  /¥1943
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-03-27

 「限定五四〇部」と奧附刊記にあり。國會圖書館所藏無し。
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BB14600914
http://blog.goo.ne.jp/coffeecup0816/d/20131023
http://sumus2013.exblog.jp/20707665/
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/bunka/list/201311/CK2013112902000225.html

遺稿 明治文學概論

東京出版社 / 1934-05-30刊 / - /
購入: 2015-02-15  /¥300
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-02-15

 卷頭獻辭「此書を虔んで/宮島新三郎君の靈前に獻じ/友誼の微忱を表す。」――著者(一八九二年生・一九三四年歿)は木村毅・柳田泉の學友ではあったが、後年の回想を見ると兩者からの學問的評價は低い。本書末の柳田泉「附言」にも曰く、「それにしてはその基礎を實證的に今少し固めるべきであつたのだ」……。又曰く「僕は校訂の任に當つたが考ふるところがあつて、一二事實の誤謬や文字の誤謬を訂正した外は、殆んど全部宮島君の書いたまゝにして置いた」。
 收録四篇中「日本文學に及ぼしたる西洋文學の影響」には「――主として批評文學について――」と副題あり。「批評中心といふので、自ら明治批評史となつてゐる、これは短い割合に纏つて居り、文章にも光彩があり、宮島君の興味の集中されてゐた問題だけに、「君ならでは」といひたいものがある」(柳田泉「附言」p.202)。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1236355

わたしの旅路

ミネルヴァ書房 / 1983-03-24刊 / - /
購入: 2015-01-23  /¥200
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-01-23

 ミネルヴァ書房創業社長の回想と旅行記、非賣品。倍以上に増補された一九九八年九月刊の改版は何度か古本で目にして入手濟みだが、この初版は輕裝の所爲か見掛けない。

早稲田大学専攻科のあゆみ

早稲田大学専攻科 / 1990-03-31刊 / - /
購入: 2015-01-03  /¥300
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-01-03

 大学院教育学研究科の前身。今井卓爾、紅野敏郎、中西秀男ら寄稿。
目次 http://library.main.jp/index/jst10482.htm

Fr.シュレーゲル (1974年) (ロ・ロ・ロ・モノグラフィー叢書)

理想社 / 1974刊 / ¥1,296
購入: 2014-06-15  /¥100
讀了: 2010-00-00 古書

[投稿日] 2014-06-15

 奧附には「ロロロ・モノグラフィー叢書」と記すも、卷頭「日本の読者に」と卷末廣告では「ロ・ロ・ロ・モノグラフィー叢書」とあり、帶には「ロ・ロ・ロ・伝記叢書」と見える。
 小册の入門書なので特段面白くなかった。著者エルンスト・べーラーはドイツでは大家らしいのに、これしか邦譯書が無いやうで、獨文の讀めぬ身には眞價が測りかねる。「いかにも凡庸な印象」とも言はれるが。
Cf. http://book.geocities.jp/studia_humanitatis_jp/newbooks2011.html
http://6728.teacup.com/humanitas/bbs/t2/l50

辞書解題辞典 (1977年)

東京堂出版 / 1977-03刊 / - /
購入: 2014-04-20  /¥500
読中 古書

[投稿日] 2014-04-20

 やっと安値で發見。文藝春秋(?)の資料室廢棄本。必携の基本書ではある、が、期待に滿たない。
 書名五十音順排列で、それ以外の索引が全く無い。折角、專門事典類も多々收めるのに、分類が無いから碌に引き當てられぬ。ファインディング・リストに留まり、未知文獻を檢索するコロケーション機能が無いわけ。
 各項は、大半が即物的で簡略な記述に留まり解題と言ふには物足らない。
 「はしがき」によれば「昭和四四、五年のころ」「編者(惣郷)の手許にあった各種辞書類は約二五〇〇点に過ぎず、その後、ほとんど全国にわたって古書展を巡り、数年間に五〇〇〇点を超えるまでに到った」。數は増えたとて、七年間で二千を超す内容に通曉することを求めるのは無理あるから、解題が掻い撫でになったとて當然かしらぬ。しかし惣郷正明は遂に辭典コレクター止まりで、調べ物をする辭書事典利用者としての見識を備へられなかったのではあるまいかと猜せられる。
 類書の比較は『日本の参考図書 解説総覧』(一九八〇年)を併せ見るべし。逆に、そちらが先に出てゐれば編輯の參考にできたらうに。とはいへ、『日本の参考図書 解説総覧』作成にあたり總記部門に參加中だった深井人詩は、本書「はしがき」で協力者として井門寛・丸山信と共に名が擧がってゐるので、もっと助言できなかったのだらうか――と思ふのも望みすぎか。

出版を学ぶ人のために―出版ジャーナリズム文献綜覧 (1979年)

第一書店出版部 / 1979-02刊 / ¥1,944
購入: 2014-03-08  /¥100
読中 古書

[投稿日] 2014-03-08

 増補新版、「V 補遺」pp.217-258が「出版に関する書誌の部 補遺」として初版以來四年間に刊行された「約六百点」(「増補新版 あとがき」)を加へたもの、但し「昭和五〇年以前」についても六ページ八十六點(pp.217-222)を補ふ。翌一九八〇年に増訂新版を出す。

民俗学関係雑誌文献総覧

国書刊行会 / 1978-12刊 / - /
購入: 2014-01-04  /¥300
読中

[投稿日] 2014-01-04

 この邊が底値か。舊藏機關の藏印あれど篆字解讀できず。
 「昭和58年8月25日 第二刷」、卷頭「再刊にあたって」(竹田旦)に「今回は明らかな誤植と学会等所在地の変更に伴う訂正にとどめざるをえなかった」とあり。

歴史学事典〈第11巻〉宗教と学問

弘文堂 / 2004-01刊 / ¥17,280
購入: 2014-01-02  /¥2050
読中 歴史・地理

[投稿日] 2014-01-02

 平成21年5月31日初版2刷、送料入れて二千五十圓と定價の八分の一程、桁外れの廉價で入手。
 「責任編集岸本美緒」だが、岸本執筆分は目録學を説いた「図書分類法(中国の)」と「封建論」との二項のみ、支那思想史關係は小島毅擔當が多い。執筆者索引を備へるのは弘文堂の事典の特色ではないか。
 「書評」(小森陽一)など、折角の面白さうな立項が執筆者に人を得なかったため不成功となったものもあるが、「項目分類目次」を眺めてゐるだけで興が湧き、それからそれへと引きたくなる。
 あと手許に欲しい卷は、『3 かたちとしるし』『15 コミュニケーション』『5 歴史家とその作品』『6 歴史学の方法』あたりだが、なかなか貧書生には手が出ない。

http://web.archive.org/web/http://www.koubundou.co.jp/subsite/21041/index.html
http://www.koubundou.co.jp/book/b156922.html

日英中印刷・出版・情報用語辞典

印刷出版研究所 / 1989-06-20刊 / - /
購入: 2013-10-04  /¥500
読中

[投稿日] 2013-10-04

 約一萬五千語を採録したと稱するから勞作のやうだが、見出しの選定や譯語の對應など色々をかしくて、ツッコミながら讀む珍本といふ意味で渡邊正亥『図書・図書館用語集成I・II』に列ぶ。語釋が無いのは、同じく丁一編著『日中英 印刷関連用語解説』(印刷出版研究所、1988)に讓ったか。