[投稿日] 2013-07-26
角書「改訂」と冠し、一九五三年刊講談社版に「VIII 日本における日本教育史研究の歴史(1958年稿)」「改訂版への跋文」を増補せるもの、「訂正をほどこしたところは,400か所をこえている」由。
[投稿日] 2013-07-26
角書「改訂」と冠し、一九五三年刊講談社版に「VIII 日本における日本教育史研究の歴史(1958年稿)」「改訂版への跋文」を増補せるもの、「訂正をほどこしたところは,400か所をこえている」由。
[投稿日] 2013-06-21
刷ったのは六百部程、増刷三百部豫定と聞いた。
擔當編輯者による河原努「『出版文化人物事典』における人物調査の方法」(金沢文圃閣『文献継承』23號、二〇一三年十月)も見よ。
http://kanazawa-bumpo-kaku.jimdo.com/%E6%96%87%E7%8C%AE%E7%B6%99%E6%89%BF-20%E5%8F%B7%E8%A8%98%E5%BF%B5/
植田康夫評
http://nichigai.blog.shinobi.jp/Date/20130909/
『本の雑誌』二〇一五年六月號、坪内祐三の連載日記が「日外アソシエーツの『出版文化人物事典』はもの凄く読みごたえあるよ」と題して取り上げてゐたが、二年近くこの出版を知らないでゐたらしいのは案外だった。中川六平が立項されてないと難を言ふが、二〇一三年九月五日病歿で刊行時には存命中の對象外であったから、的外れ。
http://www.nichigai.co.jp/cgi-bin/nga_search.cgi?KIND=BOOK&ID=A2417
[投稿日] 2013-06-09
[投稿日] 2013-06-08
正誤表一枚(二箇所のみ)を添附。
[投稿日] 2013-05-01
第2版。
[投稿日] 2012-09-22
初版の『國語國文の研究』第三十七號(文獻書院、一九二九年十月)で購入、一九三一年版は未見だが單行本化した製本だらう。浪速高等學校編。
[投稿日] 2012-09-09
浪速高等學校編。『國語・國文』第三卷臨時増刊、一九三三年七月。
[投稿日] 2012-07-27
[投稿日] 2012-06-07
[投稿日] 2011-12-18
出版社の社史への批評。
[投稿日] 2011-10-23
12章の支那目録學への關心から店頭で手に取ったら、後半へ行くほど湖南の傳記からも著作からも離れて著者自身の關心する文明論の開陳になってしまってゐる感じ、讀むの止めた。
http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1217
[投稿日] 2011-10-09
同時代評としてリヒャルト・トーマ「議会主義と独裁のイデオロギーについて」とレオ・ヴィットマイヤー「シュミット『現代議会主義の精神史的地位』(初版)の書評」の二篇をも收めるのが、みすず書房版稲葉素之譯に優る。譯文は一長一短だったと思ふが、いづれまた對照しながら讀み直さう。
政治(學)に關心薄い讀者すら引き込むシュミットの行論の魅力は、「第二版への序」で自ら強調する「原理的」考察にあり、從って理念史になる。但し原理的批判だけで議會主義を葬り去らうとするのはいかにもドイツ流本質主義の近視眼、むしろイギリス流の實地の運用を通じた實踐面の含みを注視しなくては議會制(とその精神)が維持されてゐる訣も理解できまい。「ブルジョア像の歴史はブルジョワ自身の歴史と同じ位重要性を持つ」(p.99)とまで言ふ理念志向のシュミットは、現實それ自體よりもそれを像(イメージ)や觀念において扱ふのが巧くてそこが面白い所だが、その分プラグマティズム(=語用論)から離れる。或る意味、政治を論じながらこれほど政治を遠ざける思考もない。けだし實踐活動を嫌ふノンポリ書齋人の興味を惹きつける所以か。
[投稿日] 2011-10-09
一九四〇年七月初版、一九四五年十月三版。後に新訂補修版一九四八年六月文求堂書店刊ありて『長澤規矩也著作集 第九卷 漢籍解題一』に收む。
目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1914605
[投稿日] 2011-10-07
[投稿日] 2011-10-03
副題が「ウィトゲンシュタインはソシュールを読んだ!」とな……ううむ。覗いたら、ちと思ひこみっぽい行論。
http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3069&syosekino=5036
http://reach.acc.senshu-u.ac.jp/Nornir/search.do?type=list01&uid=1204151
[投稿日] 2011-10-01
定價半額以下の端本拾ひで時間掛かったが、やっとこれで要り用な卷が全部揃った。これだから貧書生の學問は進捗が遲い。
[投稿日] 2011-09-17
[投稿日] 2011-09-10
初版は一九三九年、昭和十五年八月第二版を購入。類本の無い現代語における雅俗辭典として、柳田國男『老讀書歴』所收の書評を讀んで以來ずっと探してゐたもの。それを含めた第一版への批評に對する反駁が、この第二版卷頭の「Nidomeno Suriを出すについて」に述べられてゐるのがまた愉しい。いづれ一九五一年版も安く見つかりますやうに。
[投稿日] 2011-09-04
「序」で自ら名を出してゐるやうに、これは或る意味、日本のグリムである(堅田剛のグリム論に曰く「歴史と法と言語のトリアーデ」)。しかしそれ以外は世界的に見ても類本が無いことはこれまた自序に述べる通りなのだらう。法律語とは思へない「ちやきちやき」だの「手を燒く」だの「厄介」だのいふ俗語も入ってゐるのを見ると、嬉しくなってしまふ。佐藤喜代治編『語彙研究文献語別目録 講座日本語の語彙別巻』(明治書院、一九八三年十一月)にも採られてないが、國際日本文化研究センターの『日本語語彙研究文献データベース』で「収録した研究書及び辞書類など」には擧げられてゐる。しかしそれで檢索すると、「ちゃきちゃき」でも「手を焼く」でも「厄介」でもヒットしないのは何としたこと。いづれも第二章第二款第二項第二目第一節「四、普通語となる離脱」に取り上げる語だが、前後の節(の下の單位だが、何と呼べばよいのか)からは拾ってある所を見ると、どうもこの部分だけ故意に採録してないやうだ。一體どういふわけだ、近代語彙ではないからなのかと、小一時間問ひ詰めてやりたくなる。
Cf. http://gainen.nichibun.ac.jp/main/book
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1281179/184
http://home.q02.itscom.net/tosyokan/itadura.htm
[投稿日] 2011-09-04
『日本の心理学』刊行委員会編。「第四編 城戸幡太郎先生の学風と業績」があり、城戸の八十歳祝賀記念論文集として企劃されながら遲れて米壽記念になったといふ代物。第一編「2 わが国心理学界の諸先達」といふ列傳が目當て。