歴史と神戸 第32巻第5号(第180号)「特集・落合重信著作目録」

神戸史学会 / 1993-10-01刊 / ¥400
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 歴史・地理

[投稿日] 2015-07-05

 隔月刊誌。
 「しゃべりながらの著作目録」と題して自註自解式なのが面白い。

目次
http://www.kobe-sigakukai.com/nc/htdocs/?page_id=51
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7939968?tocOpened=1

 第22巻第4号「落合重信古稀記念号」(一九八三年八月)にも著作目録あり。
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/7939905
 http://www.hi-net.zaq.ne.jp/kobe-shigaku/backnamber.htm

未来 2006年4月号no.475

未來社 / 2006-04-01刊 / ¥100
購入: 2015-07-05  /¥0
讀了: 2015-07-21 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

「読書特集2006」
 「書店空間の現在・過去・未来 中村文孝(ジュンク堂書店池袋本店副店長)インタビュー」聞き手=編集部、pp.25-29)が、明晰な知性を示して面白い。紹介に曰く「いまや伝説となっている一九八九年のリブロ池袋店の改装・設計を全面的にてがけた方でもある(詳しくは田口久美子『書店風雲録』本の雑誌社、二〇〇三年を参照のこと)。いわば、ハードウェアとしての書店空間作りのプロ」。中村曰く、ネットのダウンロード販賣に對してリアル店舖が「専門店化して生き残るという方向はある。でもこの専門店というのは音楽の場合、廃盤が多いから、新譜と中古が一緒」であることに鑑みると、「リアル書店を救っていく土壌があるとすれば、新刊と古本の融合ということではないかと思います。それをやるための仕組み作りに、いまの再販制と委託制は足かせになりますね。」「委託配本制ではなく注文買切制に転換し、書店が配本を受託する立場から発注者の立場に変容することが肝心です。」「委託配本制のもとでは、書店は小売業とはいえないんです。出版社がメーカーじゃなくて、取次が問屋じゃなくて、書店が小売業じゃなければ、あとはメーカーである著者とエンドユーザーである読者が直接結びつくのは自然な流れということになってしまいますね。そうならないためには何が必要か、ということです」。中村文孝『リブロが本屋であったころ』(〈出版人に聞く4〉論創社、二〇一一年五月)と併せ讀むべし。

目次 http://www.miraisha.co.jp/np/inner/200604

本 Philobiblon NO.12(第2巻第2号)

麥書房 / 1965-02-20刊 / ¥60
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

 發行所名「麥書房」はNO.4以降か表紙では舊字體表記になったが、表紙のみならず奧附でも舊字體表記になってゐる。
 「サロン・ド・ムギ」(p.11)はプレス・ビブリオマーヌの『ヴィリエ・ド・リラダン作品集』第一期三册の紹介。「尚、佐々木[桔梗]氏のポートレートは雑誌「芸術生活」一月号に紹介されている」と。

書齋 第五號

書齋社 / 1926-07-01刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

橘井清五郎「書籍醫學」(pp.10-24)は、『古版書誌論考』(〈日本書誌学大系〉青裳堂書店、一九八二年八月)に收録されなかった。
 Cf. http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20060211/p3
市島春城「米庵の筆譜に就て」
田口米舫「淡島椿岳」
楠瀬日年「呉昌碩翁の書齋」
ほか
 なほ、印刷者・印刷所の猪木卓二・京華社印刷所については、寺島珠雄『南天堂 松岡虎王麿の大正・昭和』(皓星社、一九九九年九月)第二十四章以下に出て來る。

愛書趣味 第八號(第二卷第二號)

愛書趣味社 / 1927-01-05刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

 奧附刊記に「編輯兼發行人 齋藤昌三」とあるも發行所の記載を缺くが、他號により愛書趣味社とした。
 「非賣品」。表紙にのみ「(書誌號)」とあり、齋藤昌三「圖書研究の專門誌」がのちの『書物誌展望』につながる書物雜誌の綜覽を試みてゐるのでそれを指すか。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1498135?tocOpened=1

書物趣味 Philobiblon 第二卷第三號

ブックドム社 / 1933-03-10刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1480383?tocOpened=1
 「スクラップブック」欄(pp.134-135)は、仁科春彦「圖書館風景」が帝國圖書館の利用者として不滿を寄せ、これに對し「圖書館から」と題して増田七郎(帝大圖書館)と北上柳二(誰?)が寄稿。増田曰く「仁科氏のやうに、圖書館に對する不平を發表される人はまことにたふとい」。

實務上より見たる 出版法略義 附出版關係法令集

丸ノ内出版社 / 1933-03-18刊 / ¥1
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

 裸本。書名副題は表1のみ「(附出版關係法規集)」としCiNiiはこれを注記に採るが、奧附・標題紙・目次・本文p.70では「法令集」が正しい。
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA39396151
 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1702577?tocOpened=1
 「内務省警保局圖書課 中村忠 序」。その劈頭に曰く「著者は多年内務省警保局圖書課に勤務せられ、出版法運用の實務に携つて居られる斯道の精通者である」と。
Cf.『書物蔵』2015/1/16(金) http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20150116/p2

講義録勉強法

早稻田大學出版部 / 191---刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 教育・学参・受験

[投稿日] 2015-07-05

 國會圖書館・CiNii所藏無し。刊記無いが、本文中に擧げられた參考書類より察すれば大正年間なるべし。十三章七十六ページより成る。
 獨學者への手引きでもある。目次に曰く「學問に志す濫觴」「薄運は寧ろ幸福」「實力の時代」「獨學の利益」……。
 雜誌と書籍の中間とも言へる「講義録」については教育史に『近代化過程における遠隔教育の初期的形態に関する研究』あり(菅原亮芳らの「近代日本教育雑誌史研究」の筋)。
http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN10285312/ISS0000454471_ja.html
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007039499

本 Philobiblon NO.8(第1巻第8号)「特集・伊東静雄」

麦書房 / 1964-09-20刊 / ¥150
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

 目次に無いが本號の「サロン・ド・ムギ」(p.37)は『尾崎一雄文学書目』(山王書房)評。
 p.41に「編集部住所名稱[ママ]変更お知らせ」「前号正誤訂正」あり。
 「編集後記」(p.48)末に曰く、「今月から「薔薇窓」を開く。というのは、ジャーナリズムの批評圏外にある由か、所謂小雑誌上の優れたエッセーが紹介されなさすぎるのでこういう試みを設けた」。目次からは判らないが、本號では特輯中の川副国基「真摯異色の静雄研究誌「果樹園」 小高根二郎氏の伊東静雄論」が該當する。

本 Philobiblon NO.5(第1巻第5号)「特集・三好達治追悼」

麦書房 / 1964-06-20刊 / ¥150
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

岡野他家夫「これも近代文学資料」
佐々木桔梗「書物ところどころ――限定版という名の世界――」
ほか
 目次に無いが「受贈御礼」欄(p.49)が設けられた。
 「編集後記」(p.49)劈頭にHこと堀内達夫曰く「前号で申しあげたにも拘らず、又々遅刊いたしました。斉[ママ]藤昌三氏蔵書売立の世話人を命じられたり等という多忙を処理し切れなかった私の責任ですが、どうかお許し下さい」。

書齋 第十五號

書齋社 / 1927-06-20刊 / - /
購入: 2015-07-05  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-07-05

植松安「書庫の起源」
有賀朗廬「淺草海苔の話」(未完、次號に續く)
竹原蕭々「羽田野文庫」

 ゆまに書房書誌書目シリーズでの合本複刻(一九九三年)と別に、青木書店出品目録に據ればこの十五號を一九七五年に複刻した悠陽文庫といふのがあるらしいが所藏機關見當らず。
 http://rdr.supergenji.jp/sgenji/D1/d1.pl?val=000106175023/

古本の社会学 大正大学人間学部人間科学科社会調査実習「荒川・張江クラス」2014年度社会調査実習報告書

大正大学人間学部人間科学科 / 2015-03-31刊 / - /
購入: 2015-06-20  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-06-20

 實際の刊行日は五月初め出來か。
http://www.tais.ac.jp/education/faculty/c-1/blog/2015/05/03-114310.html
 「荒川」は荒川康。A4判。
I 若者の街にある古書店――渋谷と高円寺を探る
II 経験としての古書店
III 社会性から照射される古書店
IV 古書と古書店の諸相

印刷術發達史

大阪出版社 / 1927-06-20刊 / - /
購入: 2015-05-25  /¥525
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-05-25

 裸本、染み有りのため安價。
 發行人は「島屋政一」。印刷人の「谷口默次」は、小宮山博史「書体の覆刻 『日本の活字書体名作精選』の制作にまつわることなど」中「築地一号太仮名書体」註四一に據れば「本木昌造が明治三(一八七〇)年大阪に長崎新塾出張大阪活版所を作ったとき、派遣された一人である」とのこと。
 http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typography/05typo/05_3typo.html
 http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typography/05typo/pdf/053_1goF.pdf
 http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/pro/typography/01typo/01yogo.html
 末尾、擱筆に際して「豫て用意してあつた參考文書も震火災にて燒失したもの多く貧弱なる資料を基として書き連ねたるに過ぎぬ、他日十分なる資料を揃え[ママ]て更らに大成を期せん積りである」と結ぶが、遂に果さず、歿後に『矢野道也伝記並論文集』(大蔵省印刷局、一九五六年六月)が出たのみ。

目次 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1186867?tocOpened=1

あなたにもできる 図書の修理と製本

木原正三堂 / 1976-09-20刊 / ¥800
購入: 2015-05-23  /¥300
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-05-23

 國會圖書館所藏無し。奧附に「改訂版」とあるも岩崎博「はしがき」も「1976年9月20日」附。96ページの小册子ながら堅牢な造本で函入。「1973年6月20日初版」は岩崎博著とされ「講習用テキスト」で30ページ。

BOOK5 #17「特集 古本即売会へようこそ!」

トマソン社 / 2015-05-20刊 / ¥800
購入: 2015-05-23  /¥0
未読 本・図書館

[投稿日] 2015-05-23

特別企画
南陀楼綾繁(司會)・かわじもとたか・鈴木宏宗「古書販売目録コレクション紹介展示「古書目録のココが好き」関連トークイベント 目録読書の楽しみ」(千代田図書館)
ほか 
http://tomasonsha.blogspot.jp/2015/05/book5-17.html
http://tomasonsha.com/?pid=89870838
http://tomasonsha.com/?mode=f6

太田雄寧傳―週刊医学雑誌の開祖

雄寧会 / 2003-08-31刊 / - /
購入: 2015-05-23  /¥100
未読 自伝・伝記

[投稿日] 2015-05-23

 非賣品。挾み込み太田安雄手簡に「私の曾祖父」とあり。第五章・第六章が『東京醫事新誌』について。
 近藤禧禔男(きしを)「「東京医事新誌」――明治初期の医学雑誌についての考察」『医学図書館』20卷2號(一九七三年)は、參考文獻に使はれてゐない。
 http://doi.org/10.7142/igakutoshokan.20.141

風信 第三号(通刊十三号)

風信の会 / 1991-09-15刊 / ¥1,000
購入: 2015-05-11  /¥100
未読 文学・評論

[投稿日] 2015-05-11

 風信の会住所は山田俊幸方。審美社發賣。常備委託書店(p.51)は本郷・アルカディア書房、つくば市・ノア、神保町・版画堂。ジャケット袖の後記に「前号メリヨン特集が一九八九年六月刊だから二年ぶり」と。日本近代文学館にその第二號のみ所藏あり。通卷ならぬ「通刊」は刊記の原文ママ。
岩切信一郎「河野通勢の装幀本 付・河野通勢装幀本目録」
気谷誠「慇懃小説受容史考――占領下の翻訳事情と三島由紀夫 付・フランス文学初訳本目録(18世紀文学・昭和20年~26年)」
山田俊幸/気谷誠/ノア店主「古本回顧 一九九〇年」(座談)
ほか

Cf. http://mediamarker.net/u/bookish/?mid=2351181

https://twitter.com/Miyauchi_Y/status/596996101024002048